初心者なので、「詳細」とかでいいのですが…
でもせっかくのシーズンですので、私も一口「当たるかも?!」ということで行ってみることにしました。
そもそもトラフグ釣りというのは…
普段はあんまり釣れない?カワハギの外道で何回かみたことあるのだけども、そんなに数が釣れるものではなさそうで、産卵の乗っ込みの時に集まり、釣れるというものだそう。
それがいつ、どこでなのか?が問題で。
昨日爆釣しても、今日はダメ…なんてこともあり、腕が良い人もボウヅ…なんてことも。なので「宝くじよりは当たるけど」という、博打のような釣りになってるみたい。
先週、勝山の船宿さんが突然爆釣したそう。
平日だったせいか、お客さんも数人で、1人10本以上も釣り満足して早上がり…になったとか。というのも、船宿さんで身欠をしてくれるのだけども、あんまり釣れ過ぎると3、4時間待ちになってしまうのだと。すげー!。そんな情報が流れてきた。
その頃私は30日か?4月6日に行くか?と悩んでいて。
この情報に踊らされ、30日にしてしまった。
後から知れば、勝山の船宿さんは…実は漁業権の問題なのか、地元の船宿しか入れないポイントなのだとか。船舶の免許を取ると船の大きさ、航海の距離、後は航路の問題くらいで「どこでも行けそう」だし、以前プライベート船に載せてもらった時は、どこで釣ろうが常識の範囲内の自由だったのだが、商用だと話は別で、そうやって棲み分けをしているのだろう。どこで何をしても自由なわけではないもんね。
東京湾の中だって潮の流れは違うし、温度も違うので釣れる魚も場所によって時期も違うんでしょうなぁ。そこだけがいいのか、そこじゃなきゃだめなのか?
さっぱりわかりませんが。
予約した船宿さんの釣果はあがってない。
前日。シケで船は出なかったようで。
私は準備しながら、凍ってた海老の解凍。
ついでに頭を取り、飲ませ針とされるやつにエビを串刺して、現場で付け替えられるようにしておいた。
ステン棒が長く、針が見えてしまうものにはぶつ切りした餌をつけ、重さでズレてしまうのには、セミクリップを折り曲げてエビに刺し、ずり落ちないようにした。
針をつけた身には、バクバクソルトでしめておく。
風、波予想なので、出来れば1番後ろがいい。
深夜のうちに行き、ルール通りに札をとっておく。
その後朝まで仮眠…するが、4時半には車の移動などが始まって受付。
私も完全に寝不足…。寝不足は船酔いの元なんだよね…。
6時頃
前回の船とは違い、今回は船縁が厚くなってて挟みやすいタイプでした。
隣の船で合同でレクチャーがはじまり出船。
湾奥は凪…なのだけども富津を超えたあたりから風と波。
Windyでは7~9m/s。波も0.5~0.75mの予想。
だんだんと揺れてきて…潮をかぶるからとキャビンに逃げ込む。
既に横になっている人もいる。立っているのもやっとで。
「こんなの、よくみんな平気だよなぁ」
キャビンの中も、換気はしておらず、みな力を入れて踏ん張っているせいか、だんだんと蒸し暑くなってくる。
キャビンの外に出たいのだが、ドアの前にいる人もいて、外にも出れないし、風も入れられない…。
だんだんと気持ち悪くなってきて…出船から2時間たったところで、ポイントについた。
「おえええええ」
戻す程もでないのだが、キモチワルイ。
完全によってしまった。
もちろん酔い止めも飲んだし、酔い止めに効くというちょっとビールも飲んだ。
しかし…だめ。
もう一つ酔い止めを飲んで…我慢我慢。
既に船団となっているポイントにつく。
が、ぐるぐる回るばかりで「はいどうぞ」とは言わない。
あーーなるほどねぇ。
船長は反応を見ているのだろうが、先日の某所の書き込みじゃないけども、移動ばかりでなかなか釣りをさせない(と、思った人がいた)というのはこうゆうことなのかもね。
他の船をみていても、釣れている様子もなく。
少し回ったウチに「はいどうぞ」と投げてみる…
特に反応もない。
周囲の船はいつの間にか消えていった。
そんなことよりもキモチワルイ方が先だ。
もう帰りたい…
という気持ちが前に出てしまっているが、釣りはやめない。
根性でなんとかしのぐ。遠くの建物をみて「あのへんなんだっけ?」と余計なことを考えるようにしてる…
「移動しまぁ~す」
巻き上げるのもきつい。
6~70mにもなると、特にこのカウンター付きはギア比が6.3:1。
電動リールウラヤマシス。
以前プライベート船で釣れていってもらった時、アジのビシ、電動リールを借りたことがあるので便利さは知っていて。
その後コロナ真っ盛りで電動リールも中古も市場になく、結局買えなかった。
…まぁ高いしね。
それからというもの、電動リールを使わない釣りばかりをしていて…欲しいのだがなかなか手が出ない。
次にいったポイントは…船団が!あちこちの船が集まってひしめき合っていて、実際に釣っている様子が見える。
「どうぞ」
早速近くの人が釣りあげている。
「おおお…釣れるんだ!」
しばらくして私にも…「ドドン!」というアタリ。
しなるロッド。ヒィヒィいいながら巻き上げて…
やった♪
隣の方もほぼ同時に釣れ「これでひと安心ですねw」と。
それからがきつく…船酔いも本格的になる。
船の排ガスが…キツイ。
マスクをもってこなかった…持ったはずなのになぁ…
タバコをやめてから、他人のタバコの臭いや排ガスにめっぽう弱くなった。
ついこの前まで触〇外した車を乗り回してたのにねw。
すっかり健全になったもんだ。
釣りの方は、あたりが遠い。
どうやら、カットウ仕掛けの方には当たりがない。
カットウを外すとアタリが出て、逃す事も2回ほどあったが…
もしかしたら、フグからすれば、スレているのではないかと思われる。
私はごついワイヤーを使っていたが、隣の竿頭さんは4つあげてたけど、細いワイヤーだった。
実際に何度かかみ切られた様子だけども、タモに入った後だったし。
そもそもカットウ針に太いワイヤーって疑問に思ってた。
餌ハリの方がかみ切られるなら話はわかるが、カットウ張りの方をフグが掴んでかみ切ることは考えられない。
確かにかみ切られない方がいいのだけども…
そう思い、カットウ針を外すとアタリが出たり、エビが食われてたりする。
飲ませ針ということで、ステン棒にカン付針をつけたものを使ったが、エビの中央位を噛まれている。
あまり長すぎるのもちょっと違うのかどうなのか…たまたまなのか?
そんなことを考えつつやっていたら、12時の連絡。
「あと1時間で上がりです」
あれれ?あっという間だわ…
ということで、そのまま終了でした。
2時間かかって戻り…
船宿さんについて 身欠きの順番。
私は最初のグループにいたのだけども、15番迄でだいたい10人くらいが釣れた様子。
「50番くらいだと2時間くらい待ってもらうことに…」
片づけたり、車の移動等をしているうちに私のは処理してもらって、終了。
そこから家迄がまた大変で。
3月30日…期末ということもあるのかどうなのか。
25km程の道のり。4~50分でつく道のりが…いつもは1時間半。
それが今回は、2時間もかかり… ヘトヘトでした。
帰ると…
この日がX-DAYだったと知りました…^-^;;
釣果情報だと0-4匹 船中30程度。
…だとのことでしたが、もちろん残念だった人もいらっしゃった様子。
「爆釣した」みたいにも読めますが、1/3位はゼロの人もいました。
「ノッコミ」をしているのは本当で、白子がでちゃってるのも結構見受けられ、X-DAYなのでしょう。
今これを書いている1日。
31日は風も強かったかもしれませんね。
釣果は同じよりやや弱いくらい?
今日1日は、今の時点の情報を見る限りでは、間違いなく盛り上がっているようです。