2015/06/28 ハゼ釣行
近場なので遅めの設定。潮の加減もイマイチだし。
朝6時に起きるはずが、相棒チャンが「体調が悪い」と7時に起きる。
まぁ本人も「ほれ、アレだし」というし、男性としたらあんまり触れないほうがいいって話題。
この「体調が悪い」というのが「事故になりそう」になるとは…^-^;;
様子を見ながら8時に出発。
高速を乗って首都高へ。途中江戸川の増水加減を見て「ありゃぁ」と思う。上流は大雨降ってたっぽいしね。
最初に行ったのは初めての横十間川(小名木川)。「いい感じ」だとネットでヒットしてた。クローバー橋の近くのコインパーキングに車を停めてちょっとテクテク。
案外水が綺麗で…ボラの回遊が見事。
滝下にはチヌ(キビレ?)っぽいのも見える。
ノンビリお散歩コースにはとってもいい感じ。
相棒チャンが「暑い」と騒ぎ出す。
だから帽子を買うか?といったのに…「かぶらないタイプだから」とかいうから…。
しかたないので橋の下の日影で少しつりをする。
通りかかりのお散歩ポメチャンが泥交じりの水溜りでべチャッとしゃがみこむw。
「もー うごきたくなーい」と言ってるしぐさがとってもかわいい。
でも、おうちに帰ったら部屋に入れてもらえないよ?それじゃ…w。
しかし釣れるは釣れるのだが、ハゼ以外。ダボとかナンチャラとか黒いのが多い。
周囲を見ていると、釣れてはリリース…の繰り返しのよう。
1時間~2時間弱やってデキハゼサイズのが10匹以上。でもホントのハゼは2~3匹か…。
周囲を観察するものの、どうやら足を使ってポイントを探さねばならないようなのがわかった。
ハゼクラを投げたかったが、水の中がどうなってるかわからない。
護岸工事でネットに入れた石もだいぶ沈んでるようだ。反対岸で何かルアー的なものを投げている青年が見えたが、何を狙っていたのか不明。
何となくここはわかったので、リリースして場所を移動することにした。
移動中「あちーね」なんて話をしていた。
短時間なのにワタシも腕がまっかっか。
相棒チャンは「日焼け止めあるよ?ぬる?」なんてぬってくれてはいたが、浦安界隈に近づくにつれ、車内のエアコンの涼しさでウトウトしてた。
新浦安の境川(高洲海浜公園)につくが、相棒チャンは寝てしまったようだ。
起こすが「んー体調悪いから いってきて」という。
窓をあけておいて「まぁ寝てな」といって境川に歩いていく。
ワタシはここでハゼクラを投げられるであろうと予想していた。
河口付近の水底は牡蠣の殻でびっしりらしく根がかりが多いが、少し上流にズラせば投げられるかな?と。
川につくと水面は赤めによどんでて…赤潮か…そういえば…どこかのシーバス日記で読んだわ。
少し上流まで歩いていくが、釣れている様子は皆無。
潮の加減は干潮に近いのかな…ここは何度か来ているので見てなんとなくわかる。
少し試してみるものの、何もなし。餌釣りのほうでもやってみるものの、えさ取りさえも居ないようだ。
30分程度やってみるものの…そのうちLINEのアラームがなる。
「あついよー」と相棒チャン。
「エアコンかけてなー」とワタシが返事。
しばらくすると「あついー」と連絡がある。
まぁ日差しも強いし、赤潮じゃ話にならないし…戻るか…と片付けて歩き出すと
「えあこんきかないーしぬー」とな。
まぁ若い子にありがちな「しぬー」だと思った。
ったくもう。と、歩いて戻る。
車に到着。トランクをあけて釣竿をしまう。
あれ…エンジンの音がしない?
助手席をみるとバックを置いたままでどっかいった?…あ。後部座席で寝てたのか。
え?エンジンかけてない? キーをまわす…カカカカカ…
「あ!コイツ!エンジンをかけずにエアコンをかけた(つもりになってた)な!」
…常識的に車はエンジンをかけないとエアコンはかかりません。相棒チャンも免許もあるし、それなりに車好きなので理解はしてたはず。
「こら!どうするんだよwオイ!エンジンかけなきゃバッテリーあがるだろがー!」
「…ゴメンナサイ」 小声で返事をする。
てかそんなの暑いの当たり前だろ…と窓を全開にする。
まぁ仕方ない。周囲に車はたくさんで人はいるのだが、ブースターケーブルを持ってない私。とりあえずJAFに連絡をしてきてもらう。会員だから無料だし、そのうち来るだろ。…到着まで45分かかるとさ。
しかしなーまいったなー あっはっはw
そう思いながらウロウロしてても暑い。道具をかたしながら…「まー冷たいスポドリでも買ってくるか」と近くの販売機で買って…相棒チャンに声をかけるが…反応なし。
あれ? え?! なんだかぐったりしてる。
「おい!おきろーーオーキーテー」
身体を触ると熱い。じっとり汗はかいてるが…涙がちょっとでてる。
え?まずい。熱中症か?こりゃ?。
「だいじょうぶかー?」
相棒チャン自身看護の心得があるので本人に一応尋ねるが、意識がはっきりしない。
保冷剤は沢山もってるのでそれで首や頬 腕等にあてるが反応がイマイチ。
普通ならば冷たくて嫌がるはずだが…
「オイ大丈夫かー?」…小さく首を縦に振る。
「救急車よぶか?」 …小さく首を横に振る。
しばらくその繰り返し…
やっと本人も動き出し、自ら足の付け根に保冷剤をあててた。
「そこ、効くの?」と尋ねると「…うん」と頷く。
そのうちに動き出して、「とりあえずスポドリ飲んでよ」というと嫌がってたが「のめw俺が安心するから」というとしぶしぶ起きて飲みだした。
…ほっ。
やっとJAFがきたのでボンネットをあけてバッテリーターミナルをあけて。「さっさとつなげ」みたいにアピールw。「どうしてバッテリーがあがったか」という原因を尋ねられたが「同乗者がエンジンをかけずにエアコンが利くと思ってかけてたw」というと「あははそうですか^-^;」と苦笑い。
さっさとエンジンをかけて、サインをして御礼をいって帰した。
ほっw。
「事件性がある」とか言われて通報されても面倒だもんな。それじゃなくとも見るからに年齢差があるから「拉致」だの「連れ去り」だのと疑われてもしかたないwww。
エンジンをかけ、エアコンをガンガンにきかせて。少しすると相棒チャンはなんとか起き出して「あーごめん…頭がくらくらする…」という。スポドリを飲ませて一息つけさせて…。
「そうだよね…エンジンをかけないとエアコン効かないよね」とポツリ。
「しかもバッテリーがあがるしな」
「うん…ごめんね」「いやいいけどさ。どうせJAF会員だから無料だし」
20分程すると涼しくなったせいか、その時の状況を話し出した。
おなかがいたいし、助手席は日差しで暑いので、後部座席に移動を先にして。
「あ、暑いエアコンをきかせよう」と思って、後部座席から手を伸ばしてキーをひねったらしく、その後の記憶が曖昧。あたし、こんなに汗かくんだ…これが普通なのかな?とは思ったものの…そのあとは意識が朦朧としてしまったという。
子供かwww。
もう釣りどころじゃないし、帰ろうとすると「まだ少しクラクラする」と言い出す。「どっかでアイスでも食べるかー」なんて話をすると、「おなかすいた」とな^-^;;; もう大丈夫。
でも、ホント危なかった。外で仕事とか運動とかならば話は別。パチ屋で子供が…とか言うのも話は別で、じーさんばーさんが部屋で熱中症というので「どうして?」とか笑う人とかいるだろうけど、こうゆうのかもしれん。確かに体調が悪いと動くのがおっくぅになり…オトナでもこうなるのか…と。
相棒チャンは冷房のガンガン効いてるファミレスでガッツリ食事をしながら、他人事のように笑ってる。「笑い事じゃねーよw もしあれでJAFが来てグッタリしてたら、通報されっからなw もう『しぬ』とか言うの禁止!本当にしにそうなときとの判別がつかんw」「あはははw」 若い子はしぬとか口癖のように言うが、本当に判別つかないもの。
気がつけばファミレスも西船。 相棒チャンもゲンキを取り戻したようなので「ちょっと覗いていこう」と、船橋漁港に。このあたりは車が横付けできるらしいし…。
船橋漁港に到着すると、つりしてる人が結構いる。
車を横付けて覗きにいくと、船と船の間の水深30センチほどの所に沢山魚が泳いでる。足場もとってもいい。桟橋もたくさんある。が、鉄骨製の足場で子供が走って桟橋を踏むと魚が逃げるのがすぐわかる。
釣り場を覗くだけのはずが、相棒チャンは釣竿を持ち出し、デキハゼが沢山……?…ちがう。泳ぎ方が…イワシかなにかのようだ。すぐ近くにボラかセイゴかなにかも追って入ってきてるのか、目の前で跳ねる。
魚の群れの合間にハゼが餌を突くのがみえる。が、餌を突くのが先で5号のハリまで飲み込めないようだ。
1時間程度つりをしてたが、突くのが先で…いい当たりまでするが、なかなか飲み込まないようで苦戦。5号以下のハリじゃないときついかな。
ハゼクラはここでは投げられないかな?
すぐにパトカーがきて。「車の移動をおねがいします」とマイクで騒いでる。
どうやら近隣の人が通報したか、慣例なのだろう。3~4台停まっていてどれも近隣に迷惑をかけてるような停め方もしていない。日曜の午後夕方近くなので漁港へのトラックも通る様子もない。おまわりさんは1人なので切符は切れないようだが…駐禁になってないので余計だろう。めんどくせーのですぐに移動。「駐車場は?」と探すと歩いてすぐのところで見つかった。もどってみるとパトカーはまだいる。1台のみどうしても移動をしない車の前におまわりさんが立っているのだが、移動をしない。しばらくおまわりさんは様子をみていたが、あきらめて帰ったようだ。
が、その移動をしなかった車は、後に隣でつりをしてたおぢさんと判明したw。オヂサンやるなぁ…常連なのだろうか?。
先行者も何時間やってたのかは知らないが、あんまり沢山釣った様子もない。相棒チャンも5~6匹釣り、それを相手して様子をみながらワタシも釣り…そのうちに潮は大きく引き、相棒チャンは「ちょっとららぽに買い物いきたい」というのでその間私はつりをすることに。
17時過ぎになって風もかわって寒くなってきて…周囲でつりをしているのは私だけ…。おまけに干潮となりアタリもさっぱりで…18時頃ららぽから帰ってきた相棒チャン。ここで終わりにした。
計10匹程度。フライにするのも小さいので全部リリース。
まとめ。
横十間川 小名木川のクローバー橋下は…つりとしては面白いと思う。ダボハゼも混じり飽きない。けど、食べて美味しいあのハゼが少なく…場所によるものなのかもしれないが、人がまばらでどこでどうやれるのかが判別つきにくかった。歩いてポイントを見つける…という具合だと思われるが…水は綺麗だが、ちょっと水の臭いが気になった。
境川は赤潮で今はダメぽい。河口~一番最初の橋まで歩いたが、釣れてた人はゼロ。途中様相がプロっぽい(麦藁帽子に白い薄いやつを着た 江戸風のw)人も「ダメだ」と言ってた。
船橋港は、浅瀬のデキハゼが面白い…けど、土日を過ぎた日曜の午後以降だったので、浅場で釣られきった後かもしれない。海水もそこそこ綺麗で駐車場も近いので、ここはまた来てみたいな。
去年から気になっているのだが…
去年8月のお盆休み、11月頃に境川に行ったのだが、どうみてもデキハゼの小さいのが多かった。今回も同じようなサイズ。もう少し上流域に行ったほうがいいのだろうか?。ここんとこ、ハゼの醍醐味「爆釣」を味わってない。
江戸川河口域、涸沼周辺等、もう道を覚えてないので行けないのだが、若かりし頃連れられて行った先で爆釣したような釣り場にはあたらない。あの時はどうやって下調べしたのだろう?いきあたりばったりっぽかった筈なのだけど…。