ロッドを改造してみる(2)
前項の続きで…
じゃぁ自分はどんな竿が欲しいのかを考える。
ターゲットの魚にはオーバースペックの硬さで、かつ、ターゲットの魚の大きさよりも繊細な穂先。
30号程度の錘を背負え、一日中カラ合わせが出来るような軽さ。
だけど、どうすりゃそうなる?
うーん…が、そんなのやってみなきゃわかんねーもんね。
なので、学ぶことを楽しみながら作ることにした。
調べてみると、ティップの素材というのが、そんなに高いわけでもない事に気が付いたので、見てみたくて注文してみた。
0.7-1.5 250mm 約2000円。
なるほどピンピンだ。
素材となる竿はどうしようかな…と考えて。
候補は使わなくなったアジングロッドと、無名のエギングロッド。ヒトツテンヤの柔らかい竿もあるのだが、ちょっと腰がない感じ。タイラバロッドに似てるので、今回はパス。
30gのオモリをぶら下げてみて、アジングロッドはなんだかオモリが重すぎな感じがする。エギングロッドは割と馴染むというか、アタリマエのような感じだったので、エギングロッドにすることにした。
これなら潰しても痛くないしね。
ガイドの外し方は簡単で。
らいたーでコーティング部をあぶり、カッターで軽く削るとガイドが外れる。
繰り返していき…
サンドペーパーでデコボコを無くすよう全体的に水とぎをしていく。
トップガイドを外すと。外径1.8mmで、パイプ形状になっていることがわかった。
接着剤が詰まってたので、1センチ程切って、ティップの細い方から入れてみて、1.0φ位のとこでひっかかるので、内径はそれくらいなのだろう。
そもそもこの竿は、ティップとして外径2.5~1.8mmのところは長めにとってあるので、少し余計に切り、チタンティップの方を削って差し込めるようにした。
とはいてもチタンティップの根本を削るのは一苦労。
鉄工屋から離れてしまったので金属は削りにくい…
ということで調べてみるとダイヤモンドやすり二刀流で削ったという人がいるので、マネてみようかと100均でダイヤモンドやすりを買ってきて… インパクトの先にミツマタチャックをつけてくわえさせて…まぁ100均クオリティだから苦労もするのですが、ペーストもなかったので苦労しましたが、なんとか0.2ミリ強程削って…
何とか差し込めた。
差し込みの深さを調べると
9ミリ弱か。10ミリ程差し込みたかったのでこの辺でいいことにしますか。
あんまり削るのもなんだしね。
ここまできたので…接着剤を買いに行き…
接着剤はセオリー?通りの…これ。
これ、ホムセンで買ったらたっけーの。
つづく。