ロッドを改造してみる(1)
以前「ヒイカロッド」と名付け、振出ロッドの改造をしたものを作った。
これはこれで後にガイドを足したり、と、面白かったのだけども、竿自体、ちょっと遊んでみたもののヒイカ自体が釣れなくなり…そのうち釣り場に入れなくなり…という感じになってしまった。
今やロッドも安い。
カワハギの専用ロッドも4000円台からある。
「カワハギは代用ロッドじゃボウヅ」なんて声もあるけども、
それはショッパナから否定する。
なぜならワタクシ、ロッド関係ならば、相当悪い条件でも釣れていたし、逆にすごく良さげな竿を持っている常連さんぽい人はボウヅだった。
ワタクシのをビギナーズラックというのならば、竿は関係ないということになる。
「わからないあたりがわかるようになる」というのだが。
あるプロが言っていた。
「わからないアタリはわかるわけがない」と。
「竿をあげたら餌がついてなかった、クソゥアタリがわからなかった」というのは、
「だから奴らを餌取名人っていうんじゃん、必ずしもアタリがあるわけではないんだよ」と言っている。
そもそもわからなかったその時のアタリが、次にいい竿を投入して、全く同じものがわかるようになったか…なんてワカラナイもんね。
…なるほどね。
もう一つ…アサリのむき身。
「餌もちがいい」とか言う人がいるけども、私は悪いと思った。
つけ方にも問題があるのだけども、そうじゃなくって、魚がいる場合、投入した瞬間で食われてしまうことが多いそう。その後フリフリしていれば、フグに針を食われ、「あれーなんもないな?」と思ったら、餌はおろかハリすらもついていない…なんて話になる。
当たりに気が付かない、そゆこともあるんだろなと思う。
そんなの複数回言った人の言葉でさ オマエがいうなよ となるかもしれない。私の意見ではない。まとめただけ。
でもって
釣り方の話につながってくるのだけど
釣り方なのだけども、youtubeあたりをみていてまとめると…
「空あわせをドンドンしていく」というのが重要で。
通常、釣りというのは餌を口に含み、頭を振ってアタリとなり、それで合わせて釣りあげる。
カワハギの場合、口に含んだり出したりして捕食するものだから、アタリがわかりにくいし、吸った時のアタリよりも吐きだす時のアタリの方が大きいはずだから、それで合わせても「遅い」となるわけ。
なので吸って吐きだす前に引っ掛けようとする「ハゲ」なんて針がある。
実際にバラ針を結んで気が付いたが、とにかくひっかかる。指なんて血が出るくらい。
引っ掛け針なのね。
ちなみに「じゃぁひっかけてて釣れればそれでいいじゃん」となるけども、あげる際にテンションをかけてなきゃいけず、角度的に外れやすいのでバラしやすいという面に繋がるようだ。
つまり、どんなあたりでも、
なんでもかんでも、たとえひっかけてでも釣りたい!という気持ちの表れwが、特殊な針や感情w、言葉wxに出てくるという釣りなのだろうw。
常に空合わせをしていく…ということは 軽い竿が欲しくなるわけで。
ワタクシ、前回、日ごろの運動不足というのもあってか、左腕がしばらく筋肉痛で痛かった。 釣り場でも昼前にもなれば 腕もだるくてしかたなかったので、なるべく軽い竿が欲しくなる。ちなみに私が使った竿を測ると210gほど。一般的な竿で110g前後、プロ用で60g程度となる。
荒っぽい人は「たかだか100gだろ?」というけども。
ステーキ肉なら100g1枚で数千円取られ、満足感を得られるわけで。
「プロじゃないんだから、そんなに軽くなくても」 …いいえ。
素人だからこそ 数撃たなきゃならないのw。
これはエギングロッドの時がそうだった。
一晩中竿を振れるのかどうかという話。
なので、極力軽い竿というのは必須。
カワハギ竿の特性として求められるのが9:1~8:2と言われているけども…
メーカーの高いロッドのラインナップをよくみると「吸わせ用」として「7:3」というものもある。
吸わせ用…つまり、食わせ用…というか釣りなのだからアタリマエじゃん!となるのだけども、逆に考え「ここを普通」と基準を持たせるとわかりやすい。
なぜ9:1とか8:2とかいうのか?
普通の7:3じゃだめなのか?と整理して考えてみるのだが…
youtubeを観ていたら、ある若手のプロが口を酸っぱくして言っていたのが「誘い」のこと。
「オモリが着底した時に竿先が海面につくくらいにラインを止め、そこから誘いをかけるところが、殆どの人が仕掛けが動いていない(動きがよわい)」という。
いくらスピードを上げてもダメ。
ストロークの問題。
…古いなぁ。
でも他の画像だと…更にくだらなくなりそうで…
で、話を戻すと。
柔らかい竿だと縦の動きが柔らかさで吸収され、この「アクション」が弱くなってしまうということのよう。
つまり、このアクションを「硬さ」で補うことになる。
もう一つ硬さが欲しいのは、合わせのタイミング。
餌を吸って吐きだす前に合わせたいのだから、極力タイムロスを避けたいわけ。
ということで、ある程度の「硬い竿」。
しかしそれだと、「細かいアタリがわかりにくい」ことになるウラハラさ。
手に伝わってくるアタリだけでなく「視覚」でも欲しく「柔らかい穂先」と。
オモリを着底させ、そこから数十センチ浮かせる。
そこでゼロテンション。
竿全体でオモリが背負えるものを選び、底から少し浮かせた状態もあり。
浮かせた状態でもアタリが見たいので、極端に柔らかい穂先が欲しいとなるわけか…
それで8:2でも9:1でもいいが、極端に柔らかい穂先が欲しくなる。
カーボンティップでは素材の特性上ハネてしまうので、グラスファイバーか、今や形状記憶になったチタンティップがいい…とされているが、グラスでも構わない。
ここまで考えて…じゃぁどうすんの?!と。
次回はタイラバロッドで行く予定(オイw)。
いつ行くかまだ決めてないけど。
というのは我が家では前回の竿よりも軽くて柔らかいが、調子でいえば7:3位か。
でもそこは、あえて専用竿でなくとも、わかっていればオーバーアクションで補えばヨロシ。…じゃぁ、安いロッドには買い替える必要なし…ということになる。
なので、ここはロッドメイキングという楽しみ方で、ロッドを改造していこうと思ってます。