赤めや詳細の仕掛け
そろそろ寅が良い感じだそう。
…私は…お彼岸にお墓参りだの、娘ちゃんの誕生日だの、プリキュアショーに付き合えだの言われ…ちょっとまだ行けそうにありませぬ。
なので…
詳細や赤めの方の仕掛けを作ってみる。
こっちの方が現実的なので…各種。
特別に用意するのはワイヤーで使ったスリーブと圧着ペンチ。スリーブは釣り用ヨーズリ。SSとSサイズを買ってきた。
他には寅のワイヤー用で3号という手持ち。
圧着ペンチは今のところ電工用。
ギボシとかの車用で代用中。
ホントは代用「しきれないはず」なのですが、ちょっと高めの電工ペンチなので力の入り具合が安いのとは違う…はずなので、これで。
買おうと思っていた専用の最下位の1000円程のよりもいいかな…と。
ただ、電工ペンチは先がカッターになっているのでウカウカしてるとSサイズ程度のスリーブだと切ってしまう。力の案配が難しい。
スリーブを使えるようになると、仕掛けを簡単に作れるようになり、ちょっと楽しい。
カワハギのこともあるので、専用の圧着ペンチを買ってもいいかなとか思ったりもしてきた。
まずは詳細のカットウ仕掛けを作る。
本当に簡単に出来る。
餌を付けるカットウ親針…ワーム針の2~3番くらいでもいいのかな。
私はオーナー バラカットウ親鈎2/0を選んだ。
特に理由はないのだけども、これでいいかな?と。
ストレート形状のワーム針を見つけるのがだるかったし、詳細や赤目あたりは針は食いちぎらないのか?。
寅は食いちぎるそうなので線形が太いワーム針を選ぶそうだけど。
比較に100均のワーム針…って…重要なところだから100均のは使わない。明らかに刺さりが違うので。
35LB 10号相当のリーダー、これはうちにある1番太い奴で結んで、先にスナップをつけ、スリーブでしめあげれば完成。
…すごく簡単。
絵に描いた。まるっきり釣り新聞気取りだw。
仕事の合間にメモしていたやつをスキャン。ペンタブとか使えると楽なんだろけど。
次に、チラシ仕掛け。
簡単に書けば… カットウの方法とほぼ同じ。
鈎は丸せいごの15号ケン付きに、保護チューブ0.6mmを通して、3本をスリーブに入れてキュッと締める感じ。
針は尼系でも良いそう。バラ針は店頭にあったりなかったりなので、手に入りやすかったから。
ちなみにカン式もあって迷ったけど、ここまで針が大きいと結びやすい。マルカンの結び目はどうも信用しない。うまく根本から結べるならいいが、だったら普通の針にする。
いずれも…長さなんて何となくで作りました。
というのは各船宿さんでいう事が違い…それなりならいいのかなという判断。
ビーズはなんでもいいんだろな。
蓄光とかケイムラとかは釣り具の方が長けているのでそっちから。
釣り具の方ではソフトビーズとかがあるので使いやすい。結び目とかも隠せるし。
夜、海中のイセエビと目が合ったことがあるが、目だけうっすら光ってるのを見たことがある。水中でそんな感じになればいいのかな?と。
前回、船長から買った仕掛けは、チラシ、保護チューブ黒、黒ビーズだった。
蓄光とか使ってませんでしたね。
だからといって魚に蓄光効果はあると思ってます。
蓄光ビーズに糸をつけ、金魚の前に落とすと、金魚は口を使ってきますので…。
あとのおしゃれさんビーズは100均のビーズを通してみたり。これは娘ちゃんの食いつきはバツグンだった。
お次は。
ネットで見てたら…どうせならと、外房式?なのを見かけたので作ってみる。
親子サルカンを利用して、真ん中にエビがブランブランして、ダブルカットウ針。
カットウ針の真ん中に魚が入れば左右どちらかでかかるべ…という仕組みのよう。
コツは、ハリスが左右に水平に伸びるようにするところらしい。
サルカン等にループさせる用のスリーブと、左右をつなげる心棒用のスリーブの2個を通す。
初回に作ったのはスリーブのサイズを間違ってしまい、ハリスをループさせるのをSSサイズ、心棒用のをSサイズにしてしまい、ステン棒が通らなかった。
ので、手持ちの一番太いラインの35LBを2本重ねて心棒とした。
もうちょっと太い、もしくは3本でも良かったかな?とも思えるのだけども、まぁまぁな開脚ぶり。
もう一度仕掛けを作り、今度はちゃんと3号スリーブを使い、ステン棒を4センチ程度で切って通す。
対ステン棒だとスリーブがつぶれきれず、抑えきれないので、接着剤を流し、その上から熱収縮チューブをかけた。
エサをつける親針のとこ。
絵で描くと親子サルカンから横に90度になるようになってますが、たぶんこんなのブランブランになるはず。アタリの感度…とか素人ながらに考えてみて、私はこの位置としたけども、外房式?はM字開脚の真下だったかと。
もしかしたら掛かりの感じではまっすぐ下の方がいいのかもしれないなぁと思ってて。まぁそんなのは実際に釣りをしてみないとわからんし、釣り場で変更できるので小さい悩み。
お次は…オリジナルのてんびんを考えて。
といっても私が知らないだけで、どこかのパクリになっちゃうのかもしれませんが。
前回の赤めの時、底の瓦礫に根係が多過ぎて。
オモリが着底した瞬間に巻いてももう遅く…そんなの続いたら心も折れる。ムリっ!。
「だったらオモリが下にあったらいいんでね?」と考え、少し浮かしたところで狙って…案の定、食ってきた。
底にいるのだそうけども、絶対に底にべったりとついていなきゃいけないというわけでもないはずで。
ヒラメだってカレイだって底にいるのだろうけど、気が付けば水面近くで食ってくることがあるもんね。
なので一番末端がオモリの釣り方もあっていいんじゃない?と思ってそんな仕掛けを調べると…
…やはりあったのが「アーム式」と呼ばれるもの。
カットウ針を底につけないようにするテンビンのような市販品。
テンビンというより、先に作ったM字のような造り。
たぶん全体的をふぁっとさせることにより、カットウのかかりをよく…と、考えたのだろう。アームより下、オモリまでもラインでつなげているようだけど、「緩むと絡みやすくなる」と露骨に書いてあった。
でしょうなぁ。
私はそれすらも嫌なので、そこをステンレス棒で作る。
でもって、エサは底に近いように下げる。カットウ針は2本にしたいところだけども、2本にすると、仕掛けを倒した時、に左右どちらかに傾けばカットウ針が底につき、根掛りするはずなので1本とする。まぁそこまで厳密に考えなくとも…なのでしょうけどね。
逆説的に考え、2本針とし、むしろヤジロベーみたいにしてゆらゆらとなるように工夫すれば、前後しか倒れない。じゃぁ倒れる方向を決めるように工夫して…とかいう針金商品もあるみたいだけど、そこまでは…ね。
で。
カットウ針を1本と決めると、餌との角度が合わないと、魚にかからない確率が高い?
角度だけに1/360か?CRカットウ?。
いやいや半径を15センチくらいとして円周が直径×3.14で、カットウ針の幅が…30mmと過程して…いやいやいやなんの確率?。
んま、そんなのはいいとして、針とハリスの根元の角度を揃えて固定をし、理論上、餌の直上からハリスがぶら下がる感じにする。あとはカットウ針迄の長さを調整すればいい。
三種類作ってみた。
ひとつは上を親子サルカンにし、かっとう針をぶら下げたもの、あとの二つは、シャフトに対し(呼び名がカッコよくなった)、かっとう針と餌針用の天秤を出しておく。
ステン用のフラックスを塗って、はんたヅケ。
双方をはんだメッキしたら仮固定。
一度水で中和させて、表面を掃除し、その後、ステンのなまし針金
を患部にぐるぐる巻いて、フラックスを塗ってはんだメッキして固定。
カットウ部はM字開脚と同じ作り。
ハリスはシャフトに1ターンしてssスリーブでかしめ、ステンアームとハリスに被ったチューブごと3号のスリーブでかしめる。
…まぁこの仕掛けは、前回の赤目のような所向きかな?
「釣れる釣れない」よりも「根掛りをさせたくない」という本末転倒なスタイル。
でも根掛の多い場所で何本ロストしただのとか、心が折れることを考えたら、これくらいの方が気楽に楽しめるはず。
ただ気になるのは、オモリが遊動式ではないためアタリが出やすいかな?という考え。
だったら次は遊動式のを作りましょか。
つづく。