釣りに行けない私
久々の書き込み。
釣りに行きたいのだが…
いいタイミングでガッコーがある…のは、別ブログ。
それでも空いた休みの日もあるのだけども…
GWは、風が強かったり、混んでるだろうなと思ったりなんなり。
一番のコッチの都合の「アレ」は四十肩w。
しかし、あんまり釣れてる様子がない。
今の時期が旬なお尻イカに関しても、釣れてる様子はなく。
ヒイカさんもここ半年以上全く情報がない。
仕方ないので…ひょんなことから入手したオモチャで遊ぶ。
どろーん。
DJIまびっくえあ というシロモノです。
これすごいのよ?
あまじょんなんかで1万円そこそこで売ってるのと違うんだからw。
何がすごいって、お値段。10万円over!。
もちろん私だって手が出ない。
何がすごいって、空撮。「じんばるゆにっと」というのがついていて。
いわゆる手振れ補正みたいなもの。ヌルヌルした撮影が出来る。
高さは日本では法令で150mまでグイグイあがる。遠くは…結構遠く見えなくなるまでで、数百メートル単位は余裕。
強めの風が吹いても流される事は殆どなく、その空間にとどまってる。
各種センサー付きでほぼ墜ちない。
電線や木の細い枝などは無理だけど、壁センサー高さセンサーがあり、回避する。
操作自体も目視は勿論のこと、モニターに随時画像が流れてくるので、どこを飛んでいるのかの判別ができる。
ボタンを押せば認識した離陸したところを目指して帰ってくる。
操作はいわゆる「ぷろぽ」にスマホやタブレットを合体。
1個のバッテリーで約20分程飛ばせるようだ。
他にもいろんな機能があり…
例えば、GPS搭載の為、飛行ルートを設定したり…
人を認識させて勝手に追わせて撮影をしたり…
…イマドキの技術満載で、確かに10マン以上するのは理解できる。
…けど、そこまで出すオモチャなのかというので迷うとこ。
知人が買って薦められたのだが…「うーん」と思うだけだった。
価格と遊びと趣味とのバランス、すごいのはわかるが…手が出ない。
そりゃ誰だって安い方が良いに決まってる。
技術だってすごいのはわかる。
けど…そこまでする遊びなのかしら?と疑問に。
その下のグレードならば手がでそう。
でも、知人いわく「どうせそれ買っても上の機種が欲しくなるんだから」と。
この機種は更に上位機種と性能が肉薄しているという。
うーん。
これを買って何をしよう?
仕事に利用できるかどうか。あんまり意味がないしなぁ。
確かにプレゼン等に利用するのもいいが…
うーん…。
なんて言ってたら、数日後。
知人が墜としたっ!とな?!
「え?!なんで?!落ちないはずなのに?」といったら、操作ミスだとのこと。
山に行って峠道を撮影中、モニターを見ていたら方向性を見失って壁に向かっているように見えてしまい「やばい!」と慌ててしまい、木と接触。擁壁に当たって道路へ落下させてしまったそうな。
破損状態は…本体にキズが入るが、操作が出来ぬ動かぬと。
ということで、誰しもThe END…と…
…なるわけではないのが この品物のすごいところなのは後で。
さて…どうしようと知人は考えた。
保険。相手への物損や損害保険は1年無料なので入っていたのだが…メーカーが用意する機体本体の任意保険的なものもあるのだが、その知人は 保険の条件がちょっとうるさく、あいにくそれには入ってない。だってまだ購入して1か月も満たないもの…
そこでクレカの購入品の物損保険というのを利用をした。
セレブ用のバカ高い年会費を払うカードにはそうゆうのがついてくるそうだ。
試しに問い合わせるとすんなりOKが出た。
代理店に尋ねると、電話で品物を見てもないのに診断書代が5000円。コワレタ製品は送ってくれ。でもって返却はしない…とのこと。
…それっておかしくね?
保険屋から新品代とって、更に5000円とって、返却しないって? 本体も修理可能だったらどうすんのよ。何だこの代理店?!という不信感。
使えるクレカの保険自体を調べると。
例えば美術品も、いくら修理をしたとしても、その品物の価値はグッと下がる。
なるほど昔はそうゆうCMやってたもんな。
微妙なニュアンスだが、この保険の場合「購入品に対する保険」の名目のものであり「物品に対する保険ではない」ということか。「新品を買った」というカードを使用する趣旨の気持ちと「使えりゃいいんでしょ」という「物が同じならいんでしょ」という意味合いが違う…という話。
「まぁどっちでもいいけど新品になれば良いや」と思った知人は、代理店への不信感で、代理店抜きで保険屋さんと話をすすめると、ちゃんと書類を作り写真を送ったりしていたら、むしろこっちの方があっさり通ってしまい「じゃぁ壊れた品物はどうするの?」と尋ねると「回収しても…なので、処分はおまかせします」とのことだった。仮に紛失でも保険が通る物のだそうなので、同じ扱いなのだろう。さすがセレブ用のクレカ!
知人はそれで
「コワレタ方を修理を出して治って売ってしまったら詐欺w」
というか心苦しいという良心があり…になるので
「じゃぁゴミの段階で君にあげるよ!試しに修理をかけてみたら?」とのことでウチに来たってわけです。
12000円の賭け
メーカーで修理をするのにはまず点検代として12000円とられる。
修理見積もりは無料ではない。
これが高いか安いのか…というのは、実は品物自体の性質もある。例えばどこかが故障した場合、製品不良以外は ほぼほぼ外的な衝撃がないと壊れない。でもって微妙な製品なので、結局は全て点検しないと飛ばせない。
ちなみに墜落して故障の際は、本体のみならずコントローラーも一緒に送るようになる。いずれかに原因があって墜落だと困るから。
更に本当にコレで治らなかった場合も12000円とられることになってる。
となると、保険の支払い上でもチョット面倒なことになる…ので「えぇいだったら少額だから全額払っちまえ」というのが正解なとこだったのか。
ネットで調べると修理代は2~3マンというのが多い様子。
「あまりにも高いようなら諦めたら」という知人からの申し出だったので、私は下位ランクの金額がリミットと決めてみた。
修理については私は上記代理店にメールをしてみたら…返答無し。
やっぱりこの代理店、どうかしてるっぽい。
なのでメーカーに「代理店にメールしたら返事がないので修理して」と書いたら即OKで「送ってね」とのこと。なので送ってみた。
メーカーサイトのアカウントも持っていない状態だったのにも関わらず、修理を受け付けてくれるのである。
このメーカーというのは非常に手厚いアフターサービス。
中国系というらしいが、会社自体は日本人スタッフであろう、文章はちゃんと伝わるし、数十分単位のスピーディーな対応。とてもキモチイイ。
見積もりを出してもらうと下記のようだった。
知人からは「バッテリーレス」で頂いたので、バッテリーが1万800円に関しては、私の任意。
で、見積もりが出て修理続行するかどうするか?という問い合わせが来るので「やって!」と 5マン強。…代引き手数料も含めると6万弱。
「うーん」と思うのだが、知人の申し出もあったし、今更後にひけないし、まぁ買ったと思えば半値位なので。
修理といっても実際には代替え機を送ってくる。
実際に修理してたら間に合わないからであろう。
結果…送ってから一週間で届いた。
これはおもしろい!!
トイラジコンのヘリ等で遊んでた過去もあるのだけども、オトナのおもちゃとしてはすごく楽しい。
私は動画編集とかそうゆうのはあんまり興味がないし、ゆーちゅーばーでもないので動画はここにあげられない…ので画像を貼ってみるが…
こうゆう感じで4Kで撮れる。
本体に入るSDカードで保存をし、4Kなんぞファイルの大きさで扱いにくくなるからどうでもいいのだけども、スマホ側でもヌルヌルとキレイな動画が保存できる。
現実的な動画サイズで画質を落とし、それを画像にしているので画質はかなり落ちていてもこのクオリティ…というか十分。
安いどろーんでもカメラは搭載をされているが、画質の関係とブレの関係。
高いのは「ぢんばる」が頑張ってくれる…という違い。
当たり前の話だが、海水がキレイならばよく見える。
…釣りに使えないかなぁと考えてはいる。
が、それにしても荷物や道具を増やすのも如何なものかとも思う。
釣りに飽きた時に海を空撮したりするのも楽しいだろうけどね。
「どろーんふぃっしんぐ」という考え方があり、海外で砂浜で遠くのナブラにエサかルアーを落として釣れた というのがある。能力的には1Km先程度まで飛ばせるし、ルアーを落下させるシステムもある。
更に水中どろーんでフィッシング用というのもあるのだが、これは海の中は電波が届かないということで、ワイヤー付きなのが頂けない。
「空中で釣りに特化したものが海外では発売されたんだかどうだか」なのだけども、実は海外で販売されている製品は使用する電波が電波法の絡みで日本国内ではNG。
それらを用いてレース等をしている人はアマチュア無線の免許を取得し、送信機を無線局として登録をするそうな。これは全どろーん共通のルール。並行輸入製品だと基本NGなのはこの理由。
もう一つ、日本のルールでは「どろーんから異物を落下させないでね」と指針がある。テロロロ対策なのだろうねぇ。ただこれはまだまだグレーゾーンな部分が多く「農薬散布」等の業務用として許可はあったりなんなりする…が私には関係ない知識。
ただ、釣り用としては「魚の調査」「人に被害がない場所」という法令の解釈ではグレーゾーンとして落としてもOKではないかという話もあるが、いずれにしても、法整備がまだまだな部分で、色んな意味で最低限のルールしか決まっていない。
ちなみに国交省の許可申請(簡易ネットver.)もある。
いずれにしても「個人の責任の範囲でやってね」ということも「裏返し」であったりするようだ。
ルールって?!
最低限であり最高でもあるルールでは…地上より150mの高さ迄は厳守。
150mとは…
この「牛久のエバソゲリヲソさん」で120m
である。
上記のエバさんと同じ位?の高さで…これくらい(たぶん)。
で十分である。ずいぶん遠くまで見える。
実際に150m迄上げてみると、リミッターがかかる。
その前に上空は風が強いようで警告が出る為に、怖くて降ろしてしまう。
でも怖くなったりパニックになったら「帰宅ボタン」を押せば、戻ってくる。
これは非常に便利。
ところが…飛ばすのにOKなハズの場所でも…
海保の巡視飛行機だと思われる水色ラインの機体が突然超低空で飛んできた!
灯台でイベントをやってたからかもしれません。
画像では小さくみえますが、画像なので小さく見えるのと、飛び去った後の撮影なのと。
超低空飛行とは、調べると市街地で300m付近、何もないトコで150m付近だとか。
つまりどろーんはこれ以下でというのはわかるのだけども…流石に何もないとこでみるとおっかない。いくら150m以下でどろーんを飛ばしても、ニアミスなんぞしようものなら…ねぇ。 船でも空でも、相変わらず海保には驚かされる。ニャロゥ!
また、灯台等の電波塔のビーコン等で、電波的に干渉をするせいか「機体に強い干渉があります」とモニタに表示される。あんまり飛ばして良い場所ではなさそうなので早々に終わらせた。
あとは、人口密集地ではNGなのよ。
許可といっても土地の所有者に許可を得て、簡単な許可申請をメールで「オレが飛ばすよ」と送るだけでいいのだが…
そもそもそれがヒットする場所というのは…
はいこんな感じ。赤いトコはNGで「自由には」飛ばせないエリア。
みどりぃとこは飛行機関係で絶対NG。
…ってことは東京湾は富津付近までほぼ全滅…ということですな。
ちなみに。
↑↑ここで飛ばせる場所がわかるのですが…
都心は殆どNGということになります。
小さな公園もどこも基本NG。
ということで、ちゃんと楽しみたい人はアチコチの体育館等で「練習会」が催されたりするそうな。
ちなみに我が田舎町もこんなザマ。
さらにちなみにどうゆうわけか弊社はピンクとピンクの間となっていて、飛行可能になっているのでありがたいけど…
つまりどろーんとは、郊外住のオヂサンのおもちゃということになるわけですな。
でもって広い場所でスポーツモードならば65km/h程でるので面白い!
各種センサーが切れちゃうのでドキドキなのですが、それもまたとてもスリルがあって面白くなります。
飛行時間が1バッテリーで約20分てところ…
「短い」と感じるかもしれませんが、案外これが良い時間。
私はバッテリーを買い足して2個もってますが、1日中飛ばす…というシチュも今だなく。車で移動するため、その間に充電できればいいやと充電アダプタを買ったけども…バッテリー2個分も飛ばせば気分は満足する。というか飽きてくるw。
初回の頃、知人にレクチャーをしてもらいながら飛ばしていたが、やっぱり複数人で遊ぶと眺めてられるので面白い。
もちろん欠点もある。
「上位機種が欲しくなるw」
私は動画を撮る行為は興味が薄いので、さほど感じられませんが、これ、カメラのみを動かす機能がない。いや、正確には水平から下に対しての向きの移動は(垂直方向)コントロール出来るのだけども、水平方向に対してのカメラの向きの変更は、本体ごと向きをかえねばなりません。もちろんそれで撮れることは取れるのですが、ゆっくり横に、などというコントロールをするにあたって、本体操作と同じスピードではなかなか難しいわけで…。その辺は慣れなのかもしれないのだけども、たぶん上位機種、カメラだけ向きが変わる…などというのが欲しくなるんでしょうなぁ。
もともとコンパクトであり、そこそこスピードが出て、動画もキレイという欲張り製品なのだけども、それがかえって裏目に出て「中途半端」になっちゃってる感もある。
動画撮影が好きな知人は既に大きなどろんがほしいと仰られておりますし…
人間の欲というのは難しいもので。
でもこれ以上の物が欲しいかというと更に疑問ですし…
私はレース用のどろんの方が興味があったりしますし…
んま そんなとこです。