2017/12/03 ハマダマダ沖w
前日
近くの常習屋さんに行き…「らいじゃけない?」と尋ねる。
ありましたありました…というか、ここんちの常習屋(どこんちなんだか)、店の規模はちいさいけど、よく見ると品揃えは良い気がする。
検定済みのライジャケ…
1個14000円程…ですよ? ×2ですよ?
実は今、ネットでは投げ売りみたいなことをしてますが、前項の通り、来年2月からお舟に乗る際には「検定済み品を全員着用」で。
「船宿で借りればいいじゃん」という案もありますが、そうなると法定品の、オレンジのぱっつんぱっつんのやつが基本だから…冬場は暖かいwけど…やっぱり欲しいところで。
「でぃわ」サンのやつで2マン以上。
2人分ですよ?…ひぁぁ…ですよ。
それでもまぁしかたないので…購入。
↑こうゆうやつ。
これ、りょーびといいつつ、常習屋ブランドらしくよくわかんないけど、ネットで画像が見当たらないので、拝借してきました。問題があったらお詫びして削除しますのでご連絡ください。
腰巻タイプもありましたが…
サスペンダータイプを選んだのは…目立つように。でもって、腰巻タイプはなんか腰回りがもそもそしたり、座ったりして手荒に扱うと暴発しそうな気もするので。
「なぜ目立つように」かは…後で、ネタのような事件未遂が…
朝3時30分起床。
相棒ちゃんは前日のデヅニーで気分が良いようだが眠たいのと体調があまり良くないらしい。
4時前頃出発。
全線高速の方が早いようで。春には外環が湾岸迄伸びるので、更に早くなるのかな?それとも、ウミホタ経由の方が早いのかなーなんて思いながら…。
5時半頃 富浦入。
なんとなく走ってたら、「あたっく5」という所が24時間営業とな?
薬局+釣り具という、なんとも面白い組み合わせなのは知っていたのだが…ちょっと寄ってみる…が、思いのほか本格的な釣り具屋でビックリしたw。ここはやばい。深夜の魔界だ。「ちょっとドラッグストアに買い物行ってくるよ」といいつつ…釣り具見ちゃうんだものw。
6時頃、ハマダマダ到着。
駐車場は少しあいていたものの…
あぢろさん専用駐車場に停める。
気温は5度くらい。寒いよなぁ…
防寒着を着こんで…
用意をして…
受付に行ってみる。
免許を見せて、お金を支払い、「ずぶずぶの素人、今日出船初めて」と伝えると「じゃぁ一番最後の出船で」というので待つ。
思いのほか出船数は多くて…
殆どの船が出ていった。
私の前の人も「数か月前に免許を、ここは初めて」といっていて、軽くレクチャーを受けていたのでそれを盗み聞きし…
私の番となり…。
優しくいろいろと教えて頂いて…「イカのみ?」「うん、イカだけ?」「…魚は?」「やらない」「…そう、じゃぁこの辺の15m程度をネチネチやってみて」と言われた。
話のニュアンスでは、「釣果はあんまり」の様子で「魚の方がいいよ」みたいな感じだった。
違う話なのだが…
定置網の話。
「台風で定置網のロープが流れてて…こっちにはいかないでね」と言っていたのだが、その時の言葉で「昔やってた定置網の処理がいい加減で、取れるところはずいぶん取ったんだけど、またロープが出てきちゃって」と言っていたのが、ワイヤーを引く小屋の後ろに山積みしてある網。 ずっと漁師さんが使わなくなった網をポイ!してるのかと思ったら、そうゆうのじゃなかったようだ。産廃だから捨てられないし、捨てるのにもお金が相当かかるし…勝手に捨てられないしという具合でしかたなく放置で山積みなのか…なるほどねぇ。
「ここ数週間、海保がウロウロしてるので、ライジャケとか忘れずに。あと法定備品はココなのでよく覚えておいてくださいね、この辺は摘発されても自己責任となるので」と。
今日は天気がよく…風も少ない日曜日。
海保は来るんだろうなぁと思っていた。
お巡りさんもそうだし、ね。
出船。
両脇の堤防にいる釣りの邪魔にならないよう、まっすぐ出ていく。
「あぁ、これがしたかったんだ」
「優越感」とか「良いだろう♪」とかではなくって、いつも堤防側から見ていた光景を逆から見たかった。
釣りに対しては…子供の頃からそうだった。
「行きたいところに行ける」そんな「舟」への憧れもあった。
これだけで相当満足で…
いざ堤防の外に出ると、…波が1m弱?!
それでこんなに揺れるの?!
最初は恐ろしくて体が緊張をしてしまいw。
ゆっくりゆっくりとした船出だった。
波に乗ると前に座ってる相棒ちゃんは大喜び。
いやいやコッチは必死なのよ。
なんとなく釣り場らしきところについて…
初めてのティップラン。
底に落として…5~6回しゃくって…
でもラインがこう、ふけてしまう。
何度やってもうまくいかない。
…風がないから…か?
エンジンを止めてると…揺れで…相棒ちゃんはダウンしてしまった。
あらあら体調が悪いからね。
「車に戻る?」というと「いや寝てる」といい、ねてしまった。
特に戻すとかそうゆうのではなく…「暑い!」といって1枚脱いだり「気持ちいい天気だね」といいつつゴロゴロしていた。
釣りの方は…いろいろ試してみるが…いまいちしっくりこない。
風がない、波がない、というのは良いが、どうもティップランには適さないようで。
そうゆう時は、「プラス」といって、エンジンをかけてゆるぅ~く流すのもいいそうだが…そうゆうのは乗り合い船でしかできないし…
また、姿勢の問題もあるので、最初から「お助けリグ」というのでやってみるものの…
風と潮の抵抗がうまくなく…テレビでみたような思い通りにならない。
なので多少投げたりして遊んでみるものの…
特に何がどうというわけでもなく…
舟の操作も…どっちに流れるとか、周囲との距離感とか…
やっと舟に慣れてきて…
そこに、後ろをみると「わ!海保のパトロール舟」。
死角になるところにいたようだ。4人でこちらを伺ってる。
どうするんだろう。蛇に睨まれた蛙状態。
少し離れて…横に並んで…こちらの船の何かをみて、乗員同士で話をしている。
よーくみると…どうやら、若手の方に指導をしているようで。
そのモデルとなったのが我々だったようだ。
そのうちに、「きをつけてやってくださいねー!」と声をかけられて、離れていった…
ホッ。
別に悪いことをしてるわけでないけども、やっぱりドキドキなもので…。
しばらくすると…
予報通り少し風が出てきた。
「波が出てきたなぁ」と思っていると…わりとティップランのようになってきた。
「ほうほう、こんな感じか」
何時頃だろう。
穂先がグィッと持って行かれて…「きたーーーー!!!」
と思っていたら、白いのが見えた時点でバレてしまい…
ありゃ…
それからすぐまた「きたーーーーー!」
で、上がったのがコレ。
コウイカ。
やっぱりなぜかハッスルのやつ。
てれびで「お助けリグ使うと、上の方にのる」といっていたが、その通りで。
私、もんごーとスミイカとの境目が良くわからないのですが…
その後またグイッと来て…バレてしまい
2ばらし・上記1杯。
他にもアタリが穂先にクィクィっと来る感じとか理解できたし、
今回はなにはともあれ、天気がよく、舟の様子がわかって慣れてきたので良かったのだが…うーん。
時間は15時迄だったが、13時半頃。私もいい加減緊張で疲れたし、相棒ちゃんも寝てるので戻ることにした。
遠くに見えるハマダマダ。
今回思ったことなど。
カラー魚探は、2馬力とかでも人気のイマドキのやつで。
でも、バッテリーの関係上こまめに電源を切らないとならなく。
それをふまえて魚探をみていたのだけども…どうも海の中というのがイメージつかなかった。もっとあちこちにまばらに魚がいるものかと。
もちろん何か変化のある場所、つまり漁礁には居つくのはわかり「このへんかなー」というのはわかるのだけども、まずそれを発見してもどう流すのかがわからない。
事前に海釣図とかのアプリを用意していたが、初回だと正直それどころじゃなく、何をどうするのか、舟をここに置いてこう流す…みたいなのが組み立てられなかった。
というか他人様に迷惑をかけぬようにするのが 大変で。
ライジャケは目立つ色で。
来年からは「違反」となるし、そもそも船舶の罰金というのは恐ろしい金額なので、とにかく「パトロール」でケチをつけられず、スルーしたいところ。
と、考えると、ライジャケは遠くから見て目立つように、サスペンダータイプにすべきだし、色は派手めなものが望ましいかと。
「別に何も悪い事してないんだから」と思われるかもしれませぬが、本当に船検が通る舟かどうか、素人ではワカラナイ。信号紅炎が期限切れとなれば、それで違反を切られてその日の船長の責任。貸主は知らん顔。
でもって、そのライジャケも「サクラマークの有無まで見るのかね」「外から見たってわかんないじゃん」となるのだけども、これは「約束事」であって、いくら小手先の抜け道を探そうが、何かあれば自分の責任。
となると…あやしい中華製品で身を守るのか?ということになる…ので、検定品を選ばざるを得ない。
ただ…ここまでやってみて…
…うーん。
日の出の頃になると、ハマダマダから颯爽と出ていく舟達。
駐車場も困らず、釣り座にも困らず、夜のうちから無理していくこともなく。
首都圏ではストレスのない釣りなんて出来ないと思ってたので、そうゆう意味では「舟」なのかなぁと…と思い、恋焦がれた舟なのだが…
舟も、実際のトコ、限られたエリア内で、しかもポイントが複数あるわけではなく、今回は西側の元定置網の周囲はNG。となると1つのエリア。…しかもそこに舟が集中するから思ったようにどうこうというのは無理で…「こんな感じなんだなぁ」と。
理想…いや、妄想と現実か…