気楽な釣り日記

いろんな趣味があるうちのつりの部分だけを特化させたブログ…のつもり

試 験 の 結 果 報 告(誰にw)

試験行ってきましたよ…えぇ。

…ヘロヘロのくったくた。



さてさて。少し前からの流れを。


学校では「受かりますよ」なんて無責任に言われたりしておりましたが、なぜか親身になってくれている外部講師は「気を抜かないで」と言われてて。


 「そんなのわかってるし」と…


というのは 「過去問やってりゃうかるよ」という言葉に、やればやるほど疑問が沸いてきていた。


「過去問」は確かに昔出題されていた問題集で、各教科250門程度×4教科になっている。でも見ていると、昔から比べて「ひねった問題」「ひっかけ問題」「問題作りに熱意が感じられる問題w」が近々の年数に多いことに気が付いた。



ゴールデンウィーク頃の宿題が「平成28年の本試」の問題。
当時、GW休み前にちょろっとやったところ非常に難しく感じ手が動かなかった。


外部講師に「難しいねぇ」というと「ソレは後回しにして、今回、とりあえず法規をかためましょうか」と言われた。


もっともこの28年の問題も、後でさんざんやることになるからいいのだが…新しめの問題は言い回しも問題の構成も難しく感じる。


まるで過去問題集とは別物?
最初の頃は、てっきり本試とは別で、過去問集は優しく書いてあるのだと思ってた。
と 思わせるくらい…それくらい新しい問題は印象が違う。



「5択」


問題に対し「1つ選べ」なのだけども、99%「誤りを選べ」となっている。
「5択だから簡単じゃん」と私も思ったのだが、「誤りを選べ」というのがどれだけ難しいことか…。


 4つ正解で、1つは非常にもっともらしい文章。


過去問を散々やっていくと、違和感から「あ。」と気が付き、答えが見えてくるようになるのだが、新しめの問題、特に28年の問題はどれも「スッ」と全て読み飛ばせてしまう。講義の最期の方あたりは、そうゆう問題をテストに出してきているのにも気が付いてたのだが、年々難しくなっているのはこうゆうところ。
 例えば法規ならば、5択をすべて法令集を引くわけにはいかないので「ヤマ」と「直感」で選択してそれで法令集を引くのだが…これならばまだ割と簡単な方。どこの法令かがわかるので。でも、難しい問題になると どこの法令を引いていいのかさっぱりわからなくなる。



もう一つ、出題の内容。


「コレ出るよ」ということで、出題されたものの周辺の勉強を講義で行う。


ある内容に対し、毎回出題されている単語・単位があったとして、それに類似する語句も勉強をするのだが、そこまで覚える余裕もない。
問題解説集を全て行い、その問題に出てきたものに対し、テキストに戻って周囲の類似なものまで勉強できれば良いのだが…そこまでやるのには時間的には無理。取り急ぎ過去問に出てくるものは暗記…それくらいしかできない。



 終盤になると途中で気が付いた。


これじゃ「問題解説集をやればうかる」のは間違いないが、100点は取れない。
学校の先生達も「80点」という言葉をよく口にする。


考えてみたら摸試にしてもそうだった。




また、講義の最期の方80点を連発させ、最後に90点近くもっていった私に、「これなら本試いけますよ」「80点近くいくのでは?」と。


 新問は解けないのか?
 解かなくていいのか?


最終講義の際には「もう勉強は十分ですから、あとは体をゆっくり休めて…」と言われた。
「いやいや本試まで2~3日あるでしょ 詰めますよ」というと「そこまで無理しなくとも…」と。


 あとでこの辺の理由がわかるようになる。





 試験直前。


 金曜は早い時間に仕事を片付けて、帰宅。土曜はお休みを頂いた。


 私は過去問題解説集をかたっぱしからやりつくした。


 既に28年の問題も9割方すんなり解ける。
 それもそうだ、学校で何度か出てきたもの。


 数日で構造・施工・計画の順で250問ずつ全てを解き、法規を数問解いているところで前日の夜。流石に疲れ切ってしまった。


 法規は法令集の持ち込みが可能なので、まぁなんとかなるかなと。


 この辺が後になって最後の最後でのツメが「甘かった」と思うのだが、流石にストイックにやり過ぎて…グッタリしてしまい「これならうかるよ」という言葉に甘えてしまった。


 「もう1日欲しい」 まぁもう1日あったところで、やらないのだろうがw。
 


 当日。


 電車で行こうかと思ってたのだが、どちらにしろ駅まで車で送ってもらうのだからと、試験会場まで送らせた。
 助手席に座って居ればいいのだから、ストレスも少なく有利だろうと考えたのと、流石に勉強で疲れたよ。



 会場に入ると、大よそ1000人と聞いていたが、まぁ人が多い。
 というか賢そうな感じの人が多いなw。


 学校の受験ではないのだからライバル視する必要はないのだが、我々の学校とは雰囲気が違う…そんな気がした。
 


 会場内でもチラシが配られていたのだが、他の学校というのもあるのを知る。


 総合ナンチャラがくいん?
 ふーんそんなとこもあるのね。知らなかった。
 後で調べると、我が町にもあるのね。へーへー。



 他の様子を伺うと、当然なことながら教材が違うようだが、中は少し市販の参考書のようなちょっと豪華な雰囲気。



 試験の教室内には、日曜の女性が居たのに気が付いたので手をふった。
 他の人は…申し込みがバラバラなのでどうなっているかはわからない。


 テスト自体は普通の国試というところか。


 机に番号と名前が書かれた紙が貼られているので、そこに受験票を出して座る。


 試験が始まったら 顔と名前との確認、そして、持ち込んだ法令集の確認をするという。

 …試験が始まり…
 

 私の席は一番前の角。私からチェックを始めやがったw


 私の法令集はインデックス貼りまくり、マーカー書きまくりで…


 法令集には当然書き込み不可。マーカーアンダーラインギリOK、インデックスギリOKの基準。



 コレ、事前に大失敗したのが、外部講師にチェックをしてもらい損ねたこと。
 すっかり忘れて帰ってきてしまった。
 ホントにやってもらっておけばよかった…


 やましいところはないのだが、でも…何かあったら嫌だなぁ。


 無駄な心配をしてしまう。



 その間2~3分くらい? なげーよwww


 ドキドキしながら待ってると、いやホントは待ってる必要はない。
 試験に集中したらいいんだが…でも、そばに立たれてじろじろ見られると落ち着かんよ。


 「うん、良いでしょう」と小声で言って去っていった。ホッ…


 この辺りで緊張が始まる。
 「計画 法規」で計画から解いていくのだが、よくわからない問題が…
 しかもそこに法令集のドキドキで…もう精神状態はメタメタw。



 そんな中「集中…集中…」と思いながら試験をやっていくと… 

 更に!


 隣の隣、ひとつ後ろの人が、法令集で引っかかったらしい!wwww。


 「こんな暗号みたいな数字をたくさん…こんなの書いちゃだめだよ」と言われてる。


 マテマテマテ…なにをやらかしたんだ?! 興味津々!


 法令集書き込み不可なのは周知の事実だし、その人、他の学校らしき教材を見ていた覚えがあるので、独学とは思えない。

 なんだなんだ?!どうしたんだオイ!


 「退室か、法令集没収、この場所を切り取るか選んで下さい」とな。
 
 彼が選択したのは「切り取り」


  ブベリリリリリ 鈍い音がした。


  え?こんな薄っぺらな法令集の紙で 何ページ切ったんだよその音は?!


  ふぁぁ~~ 気になる…チョー気になる…


 こんなことをされてしまったので、試験どころじゃない!www

  いや、試験どころなのだがw、気になって気になって…


  ごめん。ほんと迷惑ダヨ。


  何をしようとしたのかは知らないけど、気になるじゃん。





  計画…とりあえずパパッとやっつけて…見直しは後。


  私は計画は苦手なのでとりあえず法規を覗いてみることにした。


  これがまた失敗。


  法規は難しいみたこともない問題のオンパレード。


  少しやってみて「…わからん」


  「ははーん そうきたか こっちも作戦があるもんね」


  後ろから解く方法に切り替えたが… 後ろ側もガチガチ!



   ええええええ?!どうしろっちゅーの!!



  ここで無理に答えようと焦ってしまったのが大間違い。


  時間ばかり気になって…全然解けないで、むしろ簡単な問題も落としてしまった。



  …うわぁぁぁ…大失敗。



  やらかしてしまった。完全に。


  冷静になれば簡単な問題を拾ってそこから追っていけばよかったものの、点数を取ろうとばかりに「難題でもぶつかっていこう」というダメな癖がついてしまってた。



 途中深呼吸をして…でも気持ちは持って行けず…焦るだけ。




  …ああああああ…完全に時間切れ。



  …おわったな。…うん。




  お昼休みに、喫煙場に行って一服する。


  …タバコはやめようとアイコスにしたが、気分転換にはやっぱり一服は良い…。


  おにぎりを持参したので、部屋に戻って、パラパラと問題集を眺めながら時間を待った。



  構造・施工。


  構造は苦手だが、施工は得意ジャンル。


  午前中はさんざんだったので、ここで気分を入れ替えて…


  ところが、構造の簡単な計算問題が思い出せない!。
  直前に手を抜いたところ、そこがまるまる出てしまったのだ。


  ここで焦るとまた同じ結果になるので、見て見ぬふりをして、他の問題に集中し…



  …あとは覚えていない。





  …おわった…な。完全にダメだこりゃ。


  見直しをしつつ…構造の簡単な難しい計算を思いだしながらやりつつ…



  17時10分終了。



  …ふぅぅうぅう…なんか言い訳を考えるかねぇw。



  うん。過ぎたことは忘れよう! …そうしよう。




  帰りには学校に寄らなきゃならない。


   トイレによって帰ろうとしたので、日曜の女性は見失ってしまった。


   外に出ると、顔なじみの面々がいて… 一緒に帰ることになった。


   駅まで向かう途中、各専門学校は躍起になって営業をしている。
 
   冷たい飲み物などを配り、回答速報だのアンケートだの。


   「そういえば 絶対に他の学校のアンケートを書かないでくださいねっていわれてたよね」と。 良くも悪くも営業がすごいそうだ。



   帰りがけに学校の講師等がいた。


  「難しかったらしいねー これじゃ足切の点数下がるかも?」とのこと。



  だからといってそんなに「ガっ」と下がるわけがない。



  「もー!日〇学院サイテーー!もう信用しねーーー!」
  と大声で言ってやったw。


  他の学校は飲み物とかいろんなのをくれたから、次回はソッチにしましょうかwww。
  …という冗談をいいつつ。(もちろんいいですよ!日〇学院)



  電車に乗っていると、他の見知らぬ人が「オレ、法規12点だぁ!ダメだぁ」とか、法規の難題について話をしている。


  「また来年もだよ」「オレ3年生だよ」「4年目だよ」とか。



  合格率30%前後
  本当はこんなに過酷な試験なのかもしれない。


  …でも内容はそこまで濃いとは思えないが^-^;



  ただ彼らの名誉のために言っておくが…


  コレ、学校でやる問題では70%位のようだ。
  残りの20%は新しい問題で、残り10%は運と雰囲気。


  出題の確立は上記だが、実際のとこ相当な確率で運と雰囲気で試験自体が左右されるのがわかった。
  一度行って落ちておくのもいいかもしれない。

  それくらい…一度目じゃキツイよ。
  …雰囲気にのまれる…



  我々は途中で答え合わせをせず、テストを振り返ったり雑談をしたり…



  去年ダメだった女性に、もしダメだった際のこの後の学校の様子を聞くと

 「あーだめだったねぇ残念っ!しばらく休んで…またがんばりましょう!早めに連絡ください」で 終わりだそうだ。


  「つめたいのね」「つめたいですよw」「そりゃ商売だかんね」と言っていた。


 逆に もしうかったら…
 

私が通れば10万で済むが、彼らはストレートではないので37万とか払うのか?
その旨聞いてみたら「ワカラナイ」という。とにかく学科を通るのに集中したそうだ。


…私は更に27万も余計に払う気がないので頑張ってきたのだけど^-^;



  学校に到着して…答え合わせ。


  前半の答えは既に現場でも出ていたが、あえて見てみぬふりをしてきたもんね。



  午前中の… 2教科…



  計画19/25 法規16/25


  うお!!2教科通ったーーっぽい!!




  よかったぁ… 



  計画が法規につられてしまったけども…でもまぁいいよ。



  その他の人は…皆黙って帰ってしまったり、結果は秘密にしているようだ。



  一緒にいた連中は…ギリギリなのかどうなのか。


  まぁ思うところはいろいろあるでしょうから、それ以上は触れなかった。






  残す2教科は、まだ発表が出てないという。
  ので、電話番号を書いておくと、学校から電話がかかってくるという。…そうですか、あとは任せたよw。


  「わたしゃのみにいってくるよー」というと


   外部講師が「今日はゆっくりやすんで…」


  「いやっ!これから飲みにいきますっ!!のまなきゃやってられません!!」


  「ダメですよ…今日くらいは」


 「もーいいんです!やけ酒です!w用事があったら電話ください。その辺にいるので」




  ホントそんな気持ち。



  このまままっすぐ帰れるもんかっ。



  彼女を呼んでいたので…ほんとに学校の近くでのんでいて… 


 「いあぁ終わったねー」


 「もーテストも終わった」


 「これでダメだったら返金してもらって来年は、さぁ」等と話をしていたw。




  しばらくすると携帯に電話がかかってきた。
 



   結果のようだ。


  「こてつさん さすがです。良い点数でしたよ?」



  「へ?」


  「総合で76!合格間違いなしです」


  「うお!まぢすか!!」



  よかった…ホント良かった。


 「水曜からまた今度は製図の講義が始まりますので…」と 集金のアナウンス。


 私はプラス10万円でいいようだ。 ほっw。


 まぁ学校も安心したろう。


 これで私が落ちたら返金せねばならないもの、お財布が本部だろうが、手続きだのメンドクサイだろうし、学校は本部から怒られるだろうし…




  合格内定祝いw。


  …それから更に酒がすすんで…




  気持ちよかった。


  社会人になって、褒められることって一切ないもの。


  仕事だって「出来てアタリマエ」。


  お客様から褒められることなんてそんなにないものなぁ…

  気持ちいい…超気持ちいい。


  これ、ウチの社員が資格の学校の癖になるのもわかる。


  一生懸命やって、その結果が〇×で判定される。


  しかも内容が受かってアタリマエではないのだ。


  運とか勉強の「ヤマ」の要素がある。


  良い大人が凄くいい刺激になるもんなぁ。バクチのような面白さがある。



  全て…相棒ちゃんのおかげだ。


  ホント感謝してる。




  もう一つ。


  最近思っていたのだが…帰り際。


  歳も業種も関係なく、同じ方向をみた仲間がいるというのはやはり楽しい。


  それぞれ生活も家庭もいろんなものが違っても、でも見ている方向は同じで。


  ホントによかった。しみじみである。







  さてさて。


  少し今までのことをまとめたりする。



  これから学ぼうという人がいれば…是非なのであるが…




  逆から行きますが…まず試験から。

 速報で「総評」というのが出てたので…

 新問の数。去年よりも大幅に新問が多くなってる。
 法規10問って…^-^;;


 …これじゃぁ…ねぇ。
 だから難しく感じたのか。


 思いのほか施工がばっちり!の24点なのでこれはいいとしても…
 構造7問も新問で…
 計画はどうゆうわけか苦手だったので致し方ないとしても…
 ほぼ過去問通りで「結果はコレ!」という感じか。


 てかむしろ私、ガッコーの優等生wとしては合格の部類じゃね?w。
学校の平均点が出てたけど、全部学校の平均点以上だったのでいい…のだけども、学校の全国の平均点が皆14~15点って…どゆこと?!という気もします^-^;



 というか…。
 今回新しく「総合なんちゃら」という学校を知ったけども、ネットで見てたら、そっちの方が分析がしっくりくるな…。

 「日〇」の「口の利き方が生理的に受け付けない自称カリスマが解説している動画」をみたけども…ミュートにしたったよ^-^;。個性のつもりかもしれないけど、どこの誰だかわからない素人(芸能人ではない意)なんだもの、はやしせんせーみたいに、こうゆうタレント性とかだそうというの、三流でカッコ悪い。むしろ聞きにくくて嫌だ
 総合なんちゃらって学校、我が町にもあったんだね。しらんかった。
 なんか噂では講師は動画じゃなく、ちゃんとした先生だとのこと。
 でも費用はその分高いんですと。へー。
 なるほど、これじゃぁウチの学校の生徒が少ないのわかる気がする。

 もちろんこんな講師はいないし、学校内も知的でちゃんとしてるのだが、この動画のせいでイメージをダウンさせてる気がしてならないよ…。




 年数によって合格率に波があるけど…


 去年はそこそこ合格率がよかったので、今年は厳しいんだろうなと思ったけど、こうゆうことか…と理解。


 これさー正直、ギリで合格することはできたとしても…
 ちゃんと勉強をしてても、無理ですわ。


 もうね、完全に運とか…そうゆうノリ。


 この人手が足りない時代に、そしてやたらと誰かの責任にして「資格資格」と煩い時代に、ここまで渋くして誰になんのメリットがあるのだ?
 規制緩和ではないけども、だったらどうでもいい使わなそうな問題を排除し、安全面や技術面をプラスした実務面を重視した問題を作ればいいのに…資格に大切なのは学ばせることであるっ!
 …ってね。ナンテネW。


 というわけで…
   試験は「あたりはずれ」要素があるということ。


  何が出るかは、学校は全くわかっていないのと、学校で推奨する過去問は「雑魚問題対策」と考えた方がいい。


  もちろんこれは学校を馬鹿にする考え方ではなく、それくらい「何が出るかわからない」の。


  予想問題的な問題の流れもやるのだが、たぶん学校も予想しているのだと思う。


  例えば一番目立ったのは「採光」の「窓の断面図」の問題。学校ではそのジャンルの講義の時にはさんざん出題しておいて、最後の方にはぱったりと出なくなった。


  私は外部講師に「これさー採光って、学校は予想から外してません?」といったら「んー結構重要なところなのにテストに出題されませんね」と言っていて。


  最後の最後に1問宿題テストで出た程度。
 なんだか「予想から外してるけど、一応ここもやっといて」的な風に思えた。


  それが今回本試でバッチリでた。


 「学校はあてにならない」のではなく「学校でも予想できない」ということなのだ。


  また、学校の「過去問題集」は素晴らしいのであるが、あくまでも出題回数が多いものを並べているだけなので、どうしてもそれに対する類似語句を利用した問題に弱くなってしまう。


 学校側は「これが出来るんだから類似問題もできるでしょ」と端折っているのかもしれないが、でもコチラとしてはそれが上手く出来なっちゃう。


この辺、私も外部講師から「過去問はマスターしたようですけど…」との苦言があった。誉め言葉ではないのは私もわかってる。


つまり事前にやる「過去問題」は解けて、事前に良い点数を取れてもその問題に対する応用問題が出来なきゃダメだということ。出題回数が多い重要な語句だけを注目せず、そのサブキャラ的な語句の物もついでに覚えておかねばならないわけで…でもその時間はどこにあるのだ。学校のカリキュラム以上に学習時間を取るのには容易ではない。
 6月の「追い込み講義」での勉強も、過去問題集メインにシフトしていってしまいその問題に対する理解度は深まっても、テキストに戻る時間は殆どなかったし、内心そうゆうもんかと思ってた。


でも「過去問やってりゃ うかる」…つまり、学校としては「過去問は60点で合格にほおりこむ」ものであり、過去問でいくら100点取ったところで、現地で100点もしくは似た点数を取れない。


 私は過去問をメインとした学校のテストで8~90点を取れるようにはなったが、問題に対する類似問題には耐性が非常に弱かった。…今回焦ったのがその原因でもある。



  もう一つ。


  過去問で全くやったことがない問題に対して焦ること。
  わかってたんだけども、後回しにしちゃえばよかったのを、このところ高得点を連発するという「クセ」がついてしまったので、そのままの問題の流れで挑んでしまったのである。


  これは大失敗。

 のっけから「んーわかんね!次!」と、飛ばしてしまえばよいのだが、逆にその飛ばすのが連発し出したところにリズムを崩し、焦りを感じてしまった。


  本当にこれは痛かった。


 だったら最初から優先順位を作って「わかる問題から」と下からやって行けば良かった。むしろ普段点数が取れない人は「あーわかんない 次!」「わかる問題から」ということでクセがついているので、それなりに点数を取れたはずだと思う。

  25問もあるのだから計算上12問は捨てていいはずだ。
 上からやろうというのが間違い。そうすれば新問なんてやらなくてもよくなるし「新問に時間をとられる」必要もなかった。


 …ホントに私はここは大失敗だった。
 …わかっちゃいるんだけどね…現場だとつい勢いで…さ。


  基本問題を「出来るところから」拾って こなしてやった方が絶対に賢い。
  難しい問題を見たところで「知らねーし!」と捨てた方が気が楽なのだ。


  これはテスト前にも言われてた。
 「テストの最初の方に難しい問題をもってくると、点数が下がる だったらすっ飛ばして簡単な問題からやるべき」と。すっかり忘れちゃってたよ…


  でも…そうはいっても、勉強をすればするほど「解けるのでは」という錯覚に陥りチャレンジしてしまう。

 チャレンジする=時間がかかる=非効率 なのはわかっているのについ。



  人間の心理というやつですな。
 
 ところが。
 いつも点が取れず困ったと騒いでた人も「難しくて意味わかんなくて」と同様なことを言っていた。新問10問。実際のとこいつも、簡単な問題と



  勉強の仕方であるが。


  私は「過去問題集」を全て通しでやった。1教科半日程度で終わらせて、構造、施工、計画とやって 法規あたりで時間切れ。


  だから法規が点数がとれなかったのかというわけではなく…


 勉強方法が過去問に拘り過ぎたのかもしれない。


 「過去問やってりゃ受かる」というのはまさにその通りではあるが、もちろん過去問だけではどうしようもないと思った。


  もう少し過去問を間引きし、過去問からテキストに戻り、独自に過去問の類似問題を作ったらよかったのかもしれない。


  別の学校の「一門一答」もネットにあるのでやってみていた。

  これは学校のよりもお手軽で凄くよかったのだが、たぶんこれですら問題が偏っているのだろうけど 学校のに似た問題が多いので、それに安心してしまったのかもしれない。


  となると…


 「幅広い勉強をしたもん勝ち!」となるのだが…


 …よくよく考えれば資格取得のために来ているだけなので、60点ギリでも100点でも合格は合格。


  「100点取る必要はないんです!65点の合格でいいんです」と言われていたのが…後になって身に染みる。



  ストイックにやった分だけ、その分だけむしろ弱点を作ってしまった。…私のだめな性格そのものである。



  

結局は学校も60点強で合格させる勉強をさせる。合格圏内にほぉりこむのが仕事なのである。100点取らせる…とかの学校の受験の勉強ではない。また資格だもの100点取る必要もない。


  程よく程々でいい。


  そりゃそうだよな、だいたいみんな勉強しないもの。時間ないし。


  そう考えると…いくら難しいが出ても新問を捨ててもいいわけで、まぁそうかぁと思うようになるのである。


  なるほどね。


 ということで…学科チャレンジは何とか通過!


 …通過したおかげで、今度は実務で製図を書くことになる。


 のだが、今度はしばらくは週1の通学なので、これで時間を作ればなーんとか釣りにいける…つもり!!。


 


×

非ログインユーザーとして返信する