2015/09/22 館山 アオリイカ狙い
三崎に行った際のことを反省してみる。
なんだか疲れてしまった。
これは連休前に仕事でくたくたになっていたからであろうけども、その前の渋滞がいけなかったことを反省する。
なんというかストレス解消に思いっきり釣りがしたかったはずなのに…
そりゃね、アオリイカの時期は早いかもしれないけど…んー。
そんなことを考えていたシルバーウィーク。
「やっぱもう一度行きたい!」
ゆっくり休んだら、急にそう思ってしまった。
渋滞しない方法…となれば 「人と反対なことをすればいい」わけで、夜釣り…かな。
エギちゃんをやるのならば夜釣りもOKだしな…
まぁ連休中はメダルゲームもカラオケもいったし、他にどこっていってもあちこち渋滞してるだろうしなので、釣りにいくことにしました。
前回の反省もふまえ…
近くのぶんぶんチャンに行って、3号のエギを物色。
ラトル・パタパタ・紫外線 の3つの武器が搭載されたエギを見つけ、相棒チャンに色を選ばせる。
…ほかには…まぁ、こないだちょっと買い物をしすぎたので程ほどにしましょ。
「イカの数よりエギの数www」とか相棒チャンは笑ってるし…^-^;;;
17時頃出発。国道から高速を乗り継ぎ、反対側は大渋滞…それを横目に19時杉頃 館山入り。
「さーてどうする?」
今回はポイントマップも持ってきた。
「勝浦行ってみたいんだよね」「勝浦って反対側だよ」「?」
どうも私は 上の方に住んでいるので、館山も鴨川も勝浦も「房総の下の方」としか認識してないのだが、下の方に詳しい相棒チャンはそう言う。
別に勝浦にポイント的には興味はないのだけども…なんというのだろう?場所的にモメてるみたいなのを見てみたかった。
けど…せっかく館山付近にきたのだから…と、最初は前回行った港に寄ってみることにした。
港は真っ暗で…そりゃ日没も過ぎたのでアタリマエか。
車をとめて歩いていくと、思いのほか人が少ないのに気がついた。
「先端の方は人がいるけど…手前のコーナーあたりは人がいない」
先端までは防波堤が細く、相棒チャンにはちょっと無理かもしれんと思ってたので好都合。
「いいポイントをゲットできた♪」
手前のコーナーで荷物をひろげて…投げることに。
相棒チャンはライトリグで。ハゼクラ用に購入したアジング用ロッドとシマノの1000番リール。ラインがナイロン1号なのはちょっと気になるけど、まぁ「軽い」「投げやすい」と本人が言うのでそれを使わせる。エギは3号の買ってきたやつでセットをして…投げさせる。
投げさせている間に私のセットを用意。 相棒チャン用に買ったちょっと良いエギ用ロッドといつもの1500番無名のリール。ラインはPE。エギは適当に3.5号ラトル入りオレンジタイプ。
数回投げると…「え?え?」と相棒チャンが騒ぐ。
「どした?」数メートル離れているだけだけど、まだ目が慣れなくて、暗くてよくわからん。
近寄ってみると…
(三崎で見かけたお店w)
おおおおお!
150g程度のアオリイカGet!。相棒チャン初のイカ である。
「なんか ゴミかと思ったんだけど、この程度なら結構アタリがあるみたい さっきのもアタリだったんだなぁ」
…おおおお。
それからもう一度、ちょっと引きが強くて巻けない感じでヒットし…それはスッとバレた。
「いいねいいね」
しかし…それからは 一切あたりもなく…私も全くあたらず…
雲で隠れ気味だった月明かりが消えて…真っ暗になってしまった。
付近に先行者がいたのだけども、帰り支度をしてこちらに近づいてきて「どうですか?」と尋ねられた。 相棒チャンは得意げに「1ぴきつれたー」と。「来てすぐあがったけど…その後ぱったりですね」と言うと、カップルの男性のほうは「アタリがまったくなくて…」。女性のほうは「いいなー ほら、あの時間だったんだよ」と言っていた。確かに我々がついた頃、この女性はウロウロしてて、男性は沖狙い、女性は浅瀬狙いをしていたみたい。ずいぶん粘ってたようで、たぶん時合いってやつの話しだと思われ。挨拶をして帰っていった。
満潮と思われる時刻。多少うねりがあるのか…。
満潮から少し下がったあたりまで粘ろうと頑張ってみるのだが…まったく変化もなく。相棒チャンは1.8号(メトイカ用)の「夜光エギ」が珍しいのか気に入ったようでライトで蓄光させて光らせて遊んでたが、相棒チャンはエギを数個ロスト。根があるようだ。
「ごめんよぅ」と相棒チャン。
「だからエギは数を持ってなきゃ…ね」
それともう一つ、やっぱナイロン1号ラインは細いな^-^;;;
そろそろPEラインでもいいのかもしれない。
私自身PEラインの結び方が苦手で。でもライントラブルになったのは、ラインを交換して今回初。へんな感触があったのにも関わらず投げてしまったのでふけてしまってトラブルになったが、それまでは1度もなかったし、相棒チャンに投げさせてもそんなことはなかった。
リーダーとの結ぶのも適当になってしまうが、そろそろちゃんとした結び方を覚えるべきだし、瞬間接着剤で固めるという方法も知ったので試してみたら、案外うまくいったので、PEライン恐怖症もなくなってきた。
後ろの湾内でやってた「独り言おぢさん」もいつの間にか帰っていってた。
ちょっとお散歩して…と、闇の中「シュッ」と音を立ててしゃくってる人に尋ねてみると、「最近はイカも他の魚もあんまり…」とのこと。感じからすると地元民なのだろう。相棒チャンが聞いていたが、湾内はメゴチかシロギスかが釣れるらしいが、それですらあんまり…なのだそうで、投げ竿で釣ってた人たちも続々と帰っていった。
それもそうだな。周囲に釣り人が殆どいない。堤防に墨跡も少ない気がする。三崎は墨跡は殆どなかった。
「いい加減寒くなってきたね」釣り場に入ったときは寒かったけど、更に寒くなってきた。
月は山の向こうに沈み…いつの間にか星が見えるようになってて…真っ暗な感じは相変わらずだし、海面はなぜかうねってる感じだし… 変化もなさそうなので帰ることにした。
帰り支度をしていると、エギの人が新たにやってきて声をかけてきた。
「かなり早い時間に1杯だけ…」と答えると「シンコですか? やっぱりそうですか…まだ時期が早いのかな」的な返事をしてきた。ランガンしている感じだったので地元民かアチコチ見てきたか そんな感じだった。 皆、秋のシーズンの下調べをしてきているようだ。
三崎では人が結構いたけど、ここも有名なポイントのはずなのに人が少ないってことは…まだ時期が早いのかもしれません。最低1~2週間は…って感じかなぁ。まぁエギングははじめたばかりなのでわからないけど…。
「せっかくなので他の釣り場も覗いていこう」
ポイントマップを片手に車の中から覗くと、釣り人は少なく…まぁ時間的なのもあるのだろうけど…
点々と覗いていって「勝浦」にいってみることにした。
「館山から結構あるのね」
途中ドライブ気分を出しながら…眠い目をこすり、勝浦に到着したのは3時頃。
連休中なのに港は活気があり、ライトがついてて…まぁ漁師さんには連休は関係ないのかもしれないけど…なんて思いながら見て歩く。
なるほど。
堤防には人が沢山いて…投げ込んで釣っている感じ。それを数分眺めてたら、沖から船が入ってきて…つり座のど真ん中に船をとめた。釣り人はあわてて片づけをする…。
「駐車禁止・16時~4時以外の釣りは禁止」…あちこちにこう書かれてる。
なるほどね。ネットでモメモメになってたけど…わかるわ。
とにかく忙しいのだ。この港は(たぶん)。
周囲には漁師さんの家らしきものが沢山あり、いっぱいの人が働いているのだろう。だもん駐車スペースもないしモメるわなぁ…
エギのポイントらしきところも覗いてみるが…船が沢山いて投げれる様子もないのがわかった。
なるほどねー
場所的に魚はいっぱい釣れるけど…港は港で忙しく…なのだなぁ。まぁ来ることもないだろうからいいけどね。
3時…さて帰宅しよう。
山道を通り、ガラガラの圏央道。東金経由で千葉方面…そこから国道で…1時間半で帰れてしまった。
圏央道すげーな。ちょっとすっ飛ばしたけど^-^;;;
昔々、バイクでソロツーリングにきて、勝浦で地図を広げてると、地元のおぢさんが声をかけてくれて、道を教えてくれたっけ…。内房から廻ってきて夕方だったから、帰り道は夜で、しんどくてさ。
そんなことを思い出した。
途中、相棒チャンは眠くてキレて「もう釣りなんかいかない」と言っていたが、釣ってきたアオリイカをお刺身にしたら 柔らかくて甘くて…喜んで食べていた。このような小さなサイズが美味しいとは聞いていたけど、ほんとね。