気楽な釣り日記

いろんな趣味があるうちのつりの部分だけを特化させたブログ…のつもり

夏休みダヨ!北海道旅行(釣り無)

 釣りブログなのに釣り無し注意


8月の頭、急遽「旅行」なんて話が持ち上がった。
 最近は便利に出来ており、ネットで直前ギリギリでも予約が取れる。
 直前にキャンセルが出たり、突如「空き」が出たりするので、比較的スムーズ。だからといって先行予約に比べて安いわけではないのだけど、間近なので日程が組みやすいのは有難い。


今回は「どかっ!っとどこか行きたいね」なんて話が出た。
渋滞は参加したくないので、「飛行機で?」。


「どうせなら、アオリちゃんが釣れてる長崎北部あたりいっちゃう?」と、検索をかけた。「温泉ホテルかぁ、いいね」「道具は?」「ホテルに予め送っちゃえば」…と検討。


2泊3日として…初日は午前中「迎え盆」を実家から頼まれているし、ネコちゃんもいる都合であまり長時間の旅行はダメだ。初日の午前中はゆっくりし、移動日としたい。


もし、釣りが出来るとしても、中1日か。しかもDAYGAME。でも…天候によって、釣りにならなかった時が悲惨だ。それを受け入れられるほどのココロの余裕はない。しかもシーズンはズレている。いくらメッカであっても、ポイントもわからず、カンカン照りの中で釣りをしてボウズ、というのも容易に予想できて、それだとすごくハンパな旅行になってしまう。
…ガイドもいないのだからテレビの遠征みたいにはいかないはず…もしも行くとしたらシーズン真っ只中に行きたい。


 釣りを諦めて、旅行のみを楽しむか、涼しいところでも…
 と、考えたら…北海道、と案が出た。


北海道ならば…ススキノ。
 数年前に仕事で何度か行ったことがある。男同士のプライベートで行きたくて、周囲を誘ったが、夜の街はサイコー!…なのは理解を示しつつも、実際に行動!という興味を示されなかったという経緯がある。


相棒ちゃんに、「北海道は?」と尋ねると、二つ返事で「行きたい!」となり、旅行の行き先が決まった。


 一応札幌周辺で「釣り」を調べてみたが…パッとしなかったので、やっぱり釣りはあきらめることにしたw。


直前の予約。
ススキノ界隈はホテルが多いが、温泉付きとそうでないものがある。観光ホテル、ビジネスホテル共そうなのだけども、温泉の風情を求めてるわけでもないので、適当に空いているホテルを探すと…ヒットした。ホテルは選べなかったが、まぁここでいいか。


飛行機は?
北海道行きの飛行機はやたら多いのは知っていたが、飛行機は狭い思い出がある。背が高いと膝が前の椅子にぶつかってしまい、腰の悪い私は座り直せなくて苦痛な時間を過ごした。今やもう腰も良くなったが…。ちょっと調べるとJALに「クラスJ」という設定がある。足元も広めで快適なシートで、飲み物がサービス、というものだが、プラス1000円(片道)だという。迷わずソレを設定。


レンタカーは何でもよかったので、コンパクトカーを設定。


…ふう。何とか予約がとれた。


しかし、航空券も入れると、旅費がめちゃくちゃ高いっ!
さすがに私もポチるのにビビった。


でも、どこか行けば交通費は発生する。渋滞をしているのに高速代とは如何に?。
だったら飛行機を自体をイベントとして捉えたらどうだろう?と。飛行機に乗るなんてことは関東に根付いていると、人生において数回しかない。「思い切って海外に」なんていうのも有りだが、この時期の海外は高いのは同じだし、だいたいパスポートを用意してないしなぁ…。それにしてもシーズンオフと比べて高すぎるなぁ…でもそれはどこに行っても同じことか…という葛藤がありつつも……思い切ってポチった。



 えぇい!あとは行くのみだ?


…と、頭を切り替えて…たら、ふと気がつく。


「あれ?!羽田の駐車場って?」
調べるとこの時期は常に満車。オンライン予約が出来るそうだが、キャンセル料のペナルティが発生しないので、もはややりたい放題?!。…コレはヒドイ!
 だったら…と民間の送迎付き駐車場…も 満車のアナウンス。足元をみた業者は3日で9000円overとな?! …無いわぁ。
 朝早くいけは羽田の予約なしエリアで停められそうだが、我々の便は午後発だしなぁ。


羽田まで電車でもいいのだけど。
行きは問題無いが、帰りが終電ギリでちょっと辛い。羽田着が23時で、終電コースだと40分しか余裕がない。着くのが遅れたとか、荷物がでてこないとか、トイレとか、バタバタするのも嫌だよなぁ。


なので羽田近くの駅の駐車場でも探すかと。
かといってコインパーキングで連泊ってokだっけ?。ちょっと不安だしな…と、思いながら見つけたのが、民間の駐車場を有料貸しするサイト(駐車場予約ならakippa | 予約できる格安駐車場)。


1日借りる感じにはなるが、コインパーキング的な設備が無い分、設定価格が周囲より安いようで、事前に予約ができる。支払いはネットでカード決済。
 こりゃいいな、と、調べると、羽田の周囲は予約が埋まってるようだ。平和島のエキチカで1日1200円弱のところをすんなり予約。羽田は1日1500円となので妥当か。


 弟の勤める会社は京浜島だし、市場にも先輩の会社があり頼めば何とかなるのはわかってるけど、駅がないからタクシーになると…行きは渋滞覚悟だし、頭下げて、土産買って渡すのもめんどくさいしね。


…しかし便利な世の中だわ。
殆どがネットでできるのだもん。

でも、旅行の段取りで、一番手間取ったのが、羽田の駐車場って、ね^-^;;;。



当日。
実家に顔を出し、朝っぱらからお盆の迎えを終えて…

実家のワンちゃんに挨拶をして…


部屋に戻って、用意をして車でGO!
高速の下りはすげー!大渋滞!。常磐道守谷から実質向島あたりまでノロノロのようだ。
我々の上りは快適で、箱崎をサッサと通り、平和島。案内のメールが詳しいので駐車場まで迷わずつく。…超快適!


 駐車場は整備屋さんの空き駐車場のようだ。普通のサイズの駐車場なのでコインパーキングよりも広いし、出入りも少ないであろうから、当て逃げなんていう確率も少ないであろう。…悪くない。いいね。


 渋滞情報をみると案の定、湾岸から羽田に入るあたりが混んでるらしい。ここでイライラしたり、時間的に焦るのも嫌なので、タクシーではなく電車で羽田入り。 乗り換えも込みで30分弱か。


羽田空港着。
羽田自体は混んでいて、さすが夏休み。


時間的にも余裕があったので、すいているお店を探して軽食。
軽くビールを頂いて…のんびり。時間潰しにポケモンGOを覗いて。さすが空港のせいか、GPS信号に難があるものの、普段見かけないものを数匹捕まえる。

画像はポッポ…じゃなくって、飛び立つ飛行機…


手続きは楽チンで。
QRコードだけで手続きできる。以前飛行機に乗った際は、券が複数あってわけわからんかったけど、今は「ぴっ!」とするだけ。
 スマホの画面でも出せて認識できるが、素人考えなんだけど、画面にフィルムを貼ってたり、故障やバッテリー切れ、画面の汚れやキズで認識しないなんてこともあるだろうから、スマホでピッ!は大事な時は信用しない。 ので、プリントアウトしておいた。
 数日前に、やっぱりスマホで認識しないとモメて強引に素通り、なんて事件があったが、信用できないスマホにチケットを預けるのならば、例え無駄になっても、プリントアウトすべきだと思う。


飛行機自体も快適だった。
クラスJは、足を伸ばせ、肘もかけられる。楽な体勢というのは、すごく有難い。
ドリンクサービスは、正直どうでもいいなーと思ったが、でも、ちょっとだけ機内イベントがあると時間つぶしになる…なるほどね。

外を眺めつつ…なんとなく以前のことを回想する。
以前は、ちょうど「たっちあんどごー」なんて始まったころだったなぁ…
スーツ着てお客様と同行でエコノミーで…かたっ苦しくて遠慮して動けなくて、苦痛だったよなぁ。そうそう前日の夜、ストレスからか、ぎっくり腰になったんだっけ。そういえばその時、商談で紹介してくれた地元の業者が全く話に乗ってもらえず、バカにされてすごく悔しい想いをしたんだっけ。「二度と仕事で北海道に来るもんか!」なんて思ったんだよなぁ…すっかり忘れてたわ…なんてことを思い出した。あれから6~7年経つのか…早いものだ。


ふと外をみると、青森の先端らしき雰囲気が見える。
「あれ?もう?」と思っていると「そろそろ着陸態勢に…」 は?! 早いな!
 快適なので時間が早く感じる。


新千歳付近は航路が低いという話を、以前に乗った際にアナウンスされたのを覚えている。 北海道の、やや広大な農地を眺めながら…空港に着陸。


新千歳空港着。

とうとうやってきたぜ!


外の空気が涼しく、とってもおいしく感じる。天気は快晴!いいね!すがすがしい!


レンタカー業者に電話をし、マイクロバスに乗って レンタカー業者へ移動。
「格安レンタカー業者」とうたっているところなので、車も微妙かなぁと心配してたのだけども、受付で「JALの?」と尋ねられたので待遇が違うのかもしれない。かなりの型落ちばかりが並んでる車の中で、一番二番のキレイなスイフト。あとは…型落ちのくすんだマーチとかだった^-^;;;。




新千歳から札幌市街へ。
ナビのアナウンスが、全く耳になじまない。「どうとうどう」「ナントカミチミチ」等といわれても、頭の中で想像できず「は?!」と思ってしまう。しかも長い名称が多い。


「北海道の人は車線変更の際にウインカーを出さない」という風潮があるというので注意をしていたが、現地の人もレンタカーだと認識してくれるようで、非常に走りやすい。


途中おといれでPAに寄るが…外に出るとホントに風が涼しく…クーラー要らず。

「ワッツ?!」w。名前が面白い。


取り急ぎPAの出店で、まずはコレから!「夕張メロン」を頂く。夕張かどうかは定かではないが、赤肉メロンなのは間違いない。

相棒ちゃんは「…ふつうのメロンと味がかわらない」と言っていた。


なっ?!なんてこというんだ!w …こ、こんなもんだろっ!
味は悪くないし、すごく甘いし… 私、最近はあんまりメロンは食べないけど。


…でも、確かにそうかもしれない。我々の子供の頃は、プリンスメロン全盛で、ネットがかかったメロンなんてご贈答品とか入院のお見舞いとかさw。そんなメロンは見かけだけで、青臭くて硬くて…熟しすのに寝かせても、全然おいしくなかった。
 そこに夕張メロンなんて出てきて…衝撃的な甘さだったんだよな。
 でも今は品種改良も進んで、どんなメロンも安くて甘いもんなぁ…
 …となるとPAあたりで喜んで買うのは、中年以上なのか^-^;;;。


すすきの周辺は…
気が付けば広い通りの一方通行で、ぐるぐる回されて方向感覚がなくなる。しかもナビの「次の南ナントカ北ナントカの交差点を右折」という長ぁ~いアナウンスをされても、アナウンス中に信号に差し掛かってしまう。ナビのアナウンスがさっぱりわからない。
一度ホテルの前を通り過ぎて、またぐるっと廻って…。でもまぁ道路は空いていたし、都内よりも走りやすい。


ホテルはビジネスホテルか。
まぁすすきの界隈では多いのだが、「スー○ーホテル」というビジネスホテルのチェーンだというのは後から知った。大浴場温泉付き…なのだが、1つしかなくって、時間により男女が入れ替え。まぁ温泉には期待してないし、観光ホテルだとめちゃくちゃ高くなるので「こんなもんかな」という位。ビジネスホテルでよくある狭さ、セミダブルベッド、朝ごはん付き・夜ご飯無し。…十分。


さっそくススキノの街に繰り出して…ごはん!。
どこに入ってもソコソコいけるのはわかっていたので、行き当たりばったりで、食べまくるぞぉぉ!!


行き当たりばったりで…ジンギスカンのお店に入る。
入ってから気が付いたのだが、有名どころらしく、外まで人が並んでた。すんなり入れた我々は相当ラッキーだったようだ。


 カウンターのみで、目の前にしちりんがあり、おばちゃんが相手をしてくれる。生のラム肉。数年前に関東でもブームになりかけて消えていったジンギスカン

そりゃそうよ。おばちゃんの気配りの時点で関東人とは全然ちがう。商用売り言葉ではなく「おいしいから食べてみて」と言われると…「軽く食べてもう一軒」という予定だったが、ついつい追加で頼んでしまう。 肩ロース最高!ビールがすすむすすむ!野菜もおいしい!どんどん載せてくれる。…ううう…おなか一杯にしたいのだが、ハシゴしたいので、とりあえずセーブする。 


二軒目。海産物を楽しむのだ!
ここでも行き当たりばったりでいこうときょろきょろしていたら、高級○ープの呼び込みのおぢさんに突然声をかけられる。「海産物なら、そこを曲がったその先の店がいいらしいよ、地元の人がやってるから」と。彼らキャッチは遠くの人を見て声をかけるのだろうから、私が海産物屋さんの看板をみていたので気が付いたんだと思う。


 「ありがとう!」とお礼をいい、その店を目指す。


以前来た際もそうだった。私が一人で道に迷り、困った際に「どこいきたいの?」と声をかけてくれたのは 風○の呼び込みのおぢさん。この際の「どこ」は「どこの店?」ではないのがすぐにわかった。親切にホテル迄の道順を教えてくれた。
 すすきのの街は観光客相手にボッタクリも多いというが、怪しい所に行かなければ基本的に人は優しい。風○にしても、看板を背負っているからか、店の前に出ている人たちはしつこく迫ってはこない。…まぁもっとも、ここの地の風○に、入って堪能してみたいが、入ったことはないのでわからないけど。
 夜の街は、男同士ならば絶対に面白いと思うのだけどもな。相棒ちゃんはその辺は理解してくれるので、看板にある、よくパンチが効いたネーミング等を見て2人で笑ってた。
マツ○ケキヨシ まだあるんだなぁw


 呼び込みのおぢさんに教えてもらった小さな居酒屋に入る。ただの観光客ならばスルーしてしまいそうなお店。海鮮丸さんってところ。


 メニューをみると、確かに目新しい。「ほっけのお刺身」なんて聞いたことなかった。店員さんにおすすめを聞くと、若干高いが「八角のお刺身」。北海道地方しか取れないお魚だというので、ソレを頼んだ。

ほっけのお刺身。
後で知るが積丹の方に行くと、外に「ほっけのお刺身あります」なんて書いてあったのを見かけた。どちらにしても関東では食べられないだろう。


八角の姿盛り。


 ほっけも、八角も、「脂ののった白身」で、とても美味しく、お酒が進む。
 つい 日本酒も…。北海道の地酒はわからなかったので尋ねておススメを頂く。

私は日本酒はスッと飲めるタイプしかダメなのだが、これはとても美味しい。相棒ちゃんは「カライ」と言っていたが、私はカライとは思えず、すんなりいける。辛党なのかもしれないが、そんなに詳しくないのでわからない。


 …すべてが最高。


 相棒ちゃんは普段苦手のほたても「おいしい」と食べるくらい、新鮮で。
 ホタテは味が違うのよ。昔、青森に行った際につくづく思ったから。


 教えてくれた ソー○の呼び込みのおぢさん!ありがとう!
 今度はそっちに行くね(しらんけどw)!。


 帰りは シメの 名物「にくまん」を片手に、酔っ払いモードでホテルへ。
 肉まんも以前来た時に食べたよなぁ…お客様が酔っ払って「肉まん食べるぞー!」ってなってね。今でもそのお客様とは語り草になっているので、肉まんを食べたかった。もちろんおいしい。私の好きな「タレ」をちょっと足して頂くタイプ。

 おいしいので別腹として入る。



  ホテルの大浴場も、若干狭いが、ほんとに温泉のようで、疲れが取れる。
 男女入れ替えの時間っていうのも、どうせ一緒に向かったって、出てくるタイミングが違うのだから、行く時間が違う程度で全く気にならない。女性は殺到して混んでるそうだが、男性は24時~朝迄入れるので混んでない。


 お風呂を出てテレビを眺めてた。
 偶然にもアドマチで「小樽」をやっていた。…と思うが、ルタオがどうちゃらとか、ガラス工芸とか?興味なかったので、あっという間に寝てしまった。



 2日目。
 無駄に早く目が覚める。
 相棒ちゃんをたたき起こしw、朝ごはんへ。
 朝食はバイキング形式なのだが、ごはん・パン・スープカレー等一通り揃っている。
 この手で「地方」では珍しく「納豆」があるので、納豆ご飯として頂く。ちょっとご飯が固めだったのが気になるが、翌日も固めだったので、そうゆうごはんなのだろう。
 旅行先の朝食はなぜかしっかり頂ける「旅行あるある」。


 ノープランだったので、ネットでドライブで良さげな所を検索。


 「観光牧場」みたいなところばかり引っかかってくるが、積丹の方までドライブをすることにした。経路をみると、前日のTVの影響もあるのか、小樽までも若干渋滞をしている。ナンバーをみるとレンタカーではない。それもそうかよく考えたら、地元の人もお盆休みか。TVでも大したことを特集してなかったので、小樽は素通りして窓から風景を眺め、積丹を目指す。
 途中海水浴場を通ると 面白いことに皆テントをはっている。関東ならば「ビーチパラソル」という感じなのだろうが、北海道はドーム型のテントがびっちり。日よけもそうだが、風が冷たいから風よけの意味もあるのだろうか?。
 九十九里あたりから比べると、狭い海水浴場に車がたくさん!。それもあって渋滞しているのか。納得。


 積丹迄の道路は、皆特徴的だった。大きな港でT字路となり、そこから次へと道が伸びる。信号も調整がちょっと違うのだろう。反対車線は全く車がいないのに、必ずそこで渋滞となる。 まぁ のんびり、のんびりと積丹に向かう。



積丹の漁港につくと風が冷たい…日差しはちょっと痛いくらいなのに、木陰に入るとまるでクーラーが効いているかのよう


とりあえず遊覧船の予約をしておく。

「しゃこたん号」…ひらがなで書くと「しょこたん」にも見えてしまうが、そうではないが、ちょっとかわいい。


時間をつぶすために近くで食事。
うにが名産のようだ。「うに漁解禁」と書いてある。


適当なお店に入る。
ちょうどお昼時なのでどこも駐車場がいっぱい。ちょっと空いているお店を選んだが、なるほど値段がお高いから、なのだろう。
 メニューを見ると「うにらーめん」「うにそば」とかもあるが、それってどうなの?と思ったので、せっかくなので うに丼を頂く。
 実は私、うにはあんまり好きでもないのだが、痛風を恐れw付け合わせはイクラではなく「あわび」にしておいた。

 関東で食べるウニ独特のちょっと苦手な香りがなく、すんなり甘くおいしく頂ける。あわびもちょっとコリコリする程度で柔らかく、おいしい。


 相棒ちゃんは さらにウニ等は手は出さないほうで「鉄火?」「ねぎとろ丼ないの?」なんていっていたが、なんでここまで来てマグロなんだ?。
せっかくなので、「おすすめのにぎり」にしてもらった。

 普段あんまり手を出さない「いくら」を食べたら、おいしくてハマってしまい「食わず嫌い」というか「おいしいのを食べると苦手が克服できるよね」なんて話をしていた。ウニも食べさせると「おいしい!」と喜んでいた。



 さて遊覧船の時間。


 先に食事をして正解。割引券をもらっていた。
 積丹の海は真っ青で…海中展望ができるそう。


 海はとってもキレイで感動的…まるでプールの中のよう…なのだが、海中は くらげとちょっとした小魚が少々程度。ウニがそこいら中に転がっているのが見える。

画像の黒い点々が皆うに!。


なるほど、これをみたら確かに密漁したくもなるってもんだよなぁ…したらダメだけど。


…でも…海中で見るべきものはソレくらいで。


船上からみる海もとってもキレイ。

断崖絶壁…迫力がある。


 40分程度の遊覧船。その中の10分程度の海中展望でその後どうするのかな?と思ったら、食パンの耳をボールで渡されて、カモメに餌付け。ほう!


これが大迫力で、たくさんのカモメが真剣に追ってくるので とても面白かった。



 積丹はこの程度で…すでに14時半を回ってる。


 2時間程度のドライブで青い海を眺めるのは堪能したので、帰り道に変化をくわえ、ニセコを通り、帰ることにした。ニセコを眺めたかったが、ニセコは湖ではなかった。


観光牧場的なところでソフトクリームを頂く。

北海道っぽい 雄大な眺め…


 雪の季節ではスキーやスノボーあたりが熱い場所のようだ。他には…ごはんとかスィーツとかで…特になにもない^-^;。何もないのをのんびり楽しむ…そんな感じ。


 ドライブを続けながら、風景を楽しむ。
途中、峠道みたいなところで渋滞。ナビの渋滞情報はあてにならず、スマホも電波が入らない場所なのでよくわからない。たまに電波が入るが、そうか、電波がない地域が多いから、それだとグーグルさんの渋滞情報もわからないってわけか。
 救急車が行ったので「事故?」と思っていたがそうでもない。結局我慢し続けて定山渓温泉付近迄大渋滞をしていて…「なんでこんなところで渋滞?」と思ったら渋滞の名所だったんですね。 でも、通り過ぎたらスイスイ。この程度であれほどの渋滞になるのが意味が全く分からない。
 ここも信号の調整等で十分回避できるであろうに…。関東人からすれば考えられないことなのかもしれないが…でも、予想では、夏が短いものだから「こんなもん」になっちゃってるのかもしれない。どこもかしこも ちょっとした信号やT字路あたりで車が詰まる…なんてことが多かった。


 …結局20時頃ホテル着。
 今夜はラーメンからスタート。


 ネットでさららっと検索をかけると「信玄」ということろがおいしいらしい。
ホテルから10分程度歩いていくと…お店の外まで並んでる。

普段ラーメンで並ぶことなんてない私だが、せっかくなので並んでみる。
外で30分程待って、中で10分程待ち、順番が回ってきた。


この後もどこか行きたいので、あえて、2人で味噌ラーメンとチャーハンと餃子、ひとつずつ とセーブして注文。

確かにここの味噌ラーメンは非常においしい。スープが自然なコクがありおいしいのだ。きっと味噌にバター…というところなのだろうが、味噌の粉っぽさもなく、バター臭さもない。かといって化学調味料的なものもなく、とっても自然に体にしみるような感じ。なるほど、おいしいラーメンというのはこうゆうのをいうのだな…。チャーハンは隠れた名品だと地元の方が絶賛してたのを読んだ。ダシを入れているのだろう、おいしい。パラパラでちょっとしっとり。これで380円とは驚いた。


 若い店員さんがとても優しい。関東であれば、ラーメン屋なんぞバイトのニーちゃんが事務的に、ぶっきらぼうに、という感じや、マニュアル通りテンプレ対応だったり、有名ドコのラーメン屋はどことなくえばってる感じが多いが、このお店はどんなに忙しくともお客に対し、気持ちを込めた気配りをしっかりしている。勝手に外に並んでいるのに「おまたせして申し訳ございません」という、申し訳なさそうな気持ちのこもった言葉使い。
 我々の前のご家族4人連れが「2人ずつ離れてならばすぐ座れるが」と尋ねて、家族連れがOKすると、注文も予め聞いておき、「全員座れたと同時に出せるようにします」とか言ってみたり、その方々のとりわけ分も店員さんがちゃんと運んでくれるとか… とても親切で優しい。見ていてもその配慮が気持ちよく、男ばかりの店なのに「がさつさ」がない。味もおいしく気分よく大満足のラーメンを頂けた。



 その後、ちょっと離れてしまったが…テレビ塔と時計台をお散歩がてらに見に行く。

お約束の「ちっさ!」と言うやつね。有名な割には小ささを体感するという見学w。


お散歩で戻ってきて…
 日曜の22時頃なので、閉まっている、もしくは閉店の時間間近なところが多く…ちょっとだけ飲みたい程度になってしまって、お店探しもめんどくさくなってきたので、なぜか関西風の串揚げ屋さん。

野菜揚げもおいしいのだ!特に今の時期はナスがうまい!と相棒ちゃん。


何時までやってるお店なのだろう?
特に尋ねなかったが、後から来た他のお客さんが90分飲み放題を頼んだので、まだまだ居れるのだろうが…なんて思っていたら、どんどんお客さんが入ってくる。もういい時間だろうに…お客さんも地元のようだ。そりゃそうか。札幌の関西風の店だもんな。


こんな時間なのに同伴風の男女や、ちょっと謎な組み合わせの男女など…話を聞いていたわけではないが、地元っぽい会話が聞こえてくる。


 数年前にここに訪れた際…確かGW直前だったかと思う。
 雪は若干残る程度だが、風がとても冷たかった。でも、すすきのに繰り出すと、まるで真夏?みたいなカッコの若い女の子が多かった。「寒くないの?」と尋ねると「寒いけど、おしゃれだから」と。まぁ若い子にありがちだが、地元の人は「雪解けのこれからの季節を楽しんでいる」のだという。
 お盆休みといえば、それのピークなのだろう。街はもう「お祭り騒ぎ」なのかもしれない。


 時間的に行けなかったが、大通り公園では各ビール会社がビアガーデンを開き、盆踊りも…。無料紹介所のパネルには男の達が食いつくように眺めていてw、派手なチャイチードレスを着た女の子は、ダルそうにこれからご出勤。


 地元の人も、観光客も、商人たちも、みんなみんな街全体が、短い夏を精いっぱい楽しんでいるようだった。


 ビールの酔いが廻ってきたので…ホテルに戻り爆睡。



3日目になると、観光に行くところもなくなるw。


 台風の影響も道東にはあるようだが、道東といわれてもピンとこない。よく見ると札幌には、曇りか弱い雨程度しか影響がないようだ。一応飛行機のチェックをすると、朝イチに欠航便が1つあっただけで、あとは大丈夫そうだ。


 お昼に「スープカレーのおいしい店」と決めていた。最近流行りというカレーラーメンも選択肢にあったが、両店とも近いのがわかったので、取りあえずスープカレーのおいしい店を目指す。


 …のだが、朝ホテルをチェックアウトしてお昼ご飯?というのも何だしな。


 想定時間も半端なので、その前に「○い恋人パーク」に寄ることにした。
 思いのほか近かったということもあるし、観光名所でも行ってみるかね?とナメた気持ちもあって…


 中は… 中国の団体客だらけ。
 マテw 観ても興味もないのか、自慢のカメラでの撮影だけだ。
 考えてみればそうか。ここの自慢の工場も、中国あたりでは工場は当たり前か。 
 ワーワー騒ぎ…無駄に写真を撮っているだけ。


 我々は工場見学。

白いおぢさん達が「白い○人」を作っていた。

百人一首みたいw。



 中で 蓄音機の演奏があって…
 ちょうど開演前で、席もあいていたので座った。


 「そういえば蓄音機って生で聞いたことないや」


 割と迫力ある、程よく心地いいアナログ音。
4台の蓄音機で聞き比べをするのだが、これがまた趣がある。日本製、つまり、ビクターの物は、テレビ等で聞く当時の音?に近い。たぶん日本製は音に正確に作られていて、海外製は楽器のように、音楽に合わせたクセのある音…という感じか…わかんないけどね。


なるほどねぇ…なんて素人ながらに興味深く聞かせて頂いてた…



ら。


 演奏中に中国人観光客が入ってきて、音楽を聴くわけでもなく、ただウロついて写真を撮っているだけ。電子シャッター音も…ガシャガシャと…


 目の前でソレをやられ、我慢をしていたが、あまりにも酷いので注意でもしてくれようかと喉元迄出たところで、バタバタと去っていった。 …ひどすぎる!


 もちろん全員ではないだろう。ごく一部が今回かもしれんが…


 爆買いだか、招致だか知らないが、団体客なのだから、観光ガイドは居るハズだ。
 なぜあんなふるまいをするのか?お客様だからか?
 富裕層が来ているというが、とてもじゃないけども富裕層とは思えない振る舞い。
 ガイドは教えないのか? それとも教えてもあの程度なのか?。


 昔、日本人観光客が世界でそうだったという。「旅の恥は掻き捨て」と。
 でも、今や情報が氾濫している21世紀だ。
 中国人観光客にも「日本ではこうですよ」と説明すれば、きっとわかるはずだ。


 …時間がない弾丸ツアーみたいなものだからなのか?。夜のすすきのでも、テレビ塔や時計台をただ写真を撮っていた時に気が付いたが、自由時間も少ないのかもしれない。


 まぁ、最近では日本人には嫌われる「詰め込みのお土産商業ツアー」なのだろうから、ガイドに求めても仕方ないところなのかもしれない。


 写真を撮るのもやりたい放題。とにかく写真を撮る!撮る!撮るっ!
 通路だろうが、人が通ろうが何しようが全くお構いなし。


 一眼レフ、デジカメ、でかいタブレット?、スマホ 撮る!撮る!撮るっ!。
 …そこまで必要あんのかね^-^;;;


 でもって売店でも我先にと爆買い?
 じゃまくさっ!


 …気分を入れ替えて…


 で…お土産は買わない。だって移動中溶けるもんw。
 なので、ソフトクリームを頂いた。

 これは、ここに来たら食べるべきものだったらしい。ツイッターで載せてみたらそう言われた。確かに濃厚だけではなく、味付けが違う。例えるならば、不○家のミ○キーソフトのような感じで、普通のソフトとは違う。



 白い○人パークでは、なぜか蓄音機を学んで…w。


 千歳を通り、苫小牧へ。


 スープカレーで人気のお店を下調べしておいたので、そこにいってみた。

 駐車場はガラガラ…?
 さっき通り過ぎたカレーラーメンのお店は駐車場いっぱいだったのに?
 …まぁいいや…と思い、中に入る。中は本格的なエスニック風。
 すごく広い店内に、お客さんも他に1客。


 「大丈夫かねw」と思いつつ、よくわからず、おすすめを。
 辛さも適当に注文してみた。


 「スープカレー…ねぇ」


 北海道といえば、大○洋が絶賛したあたりからはじまったブームじゃないかと思う。
 関東でも少し影響はあったものの、ジンギスカンブームと同じく、あまりなじまれずに聞かなくなったのではないだろうか。


メニューをみると、スープカレーだけではなく、お子様メニューや、ルゥカレーのメニューもある。カツカレーとかすごく旨そうだ。


 「オープンして1年経ちました」と書いてある。はて?スープカレーってもっと前に流行らなかったっけ?!


 …んー と思いながら、出されたのは…ライスにお肉が軽く乗っかってるもの。
 「…これがスープカレー?」と思っていたら、遅れてカレーが出てきた。


 ほう!これがスープカレーか。

 あらかじめカレーがかかってるものを勝手に想像したのだが…


 これがまた旨い!
 カレースープは、エスニック風でも日本人向けにしているのだろうけども、具も野菜もうまいのだ。相棒ちゃんはハンバーグ載せ、私はプルコギ載せだったが、ちゃんと作っているような感じ。野菜も普段はカレーに入ったかぼちゃなんて食べないが、これがまたホクホクしておいしい。ナスなんてのは、久々においしいナスを食べた気がする。これは前日の串揚げでも同じだった。野菜「も」すべてが旨いのだ。


 …なるほどね。
 関東で、それこそスーパーで手に入る野菜とは全然違う。
 野菜の甘味や味がしっかりしていて…残さずおいしく頂いた。


 関東で流行らなかった理由は…やっぱり野菜や素材なんじゃないかと思う。有機野菜だの無農薬野菜だなんだのってこじゃれたのはあるが、地方のフツーのおいしい野菜にはかなわないと思う。
 相棒ちゃんの実家は千葉でも田舎な方の農家さんでもあるが、それでも「この野菜おいしい、実家のとも違う」という位。


 お会計の際…店員の女性も、とてもきれいで…w。
 と、そうそう北海道の女性は全体的にとても可愛いと思う。相棒ちゃんも同じことをいっていた。



 さてどうしようか。

 新千歳空港にはほど近い場所にいる。


 時間は15時頃。帰りは21時発なのでまだちょっと時間があるが、渋滞が読めないのであまり遠くには行けない。


 んじゃちょっと 近場の支笏湖でも見に行きましょうかね。


 支笏湖は透明度が高いという湖。
 台風の影響か、曇り空で少し涼し気なのだが、若干湿度があるけど、まぁ涼しい。


 相棒ちゃんが「スワンに乗りたい!」と言い出すw。
 そういえば前からスワンに乗りたいと騒いでたなwww。


 「えースワン?」なんて躊躇したが…見渡すと、他に観光的なものもないようなので…

 ご満悦な相棒ちゃん。
 思いっきり漕いだりしたので、翌日、筋肉痛になってしまったw。


 浅場の透明度は半端ない。


真っ青に見える。前日の積丹と同じくらいか。曇り空だったのが惜しいところだが…これが青空だったら青く見えるのだろう。

画像だと、ちょっと緑がかっているが…実際だと深い青にみえる。


 …終わったら周囲を散歩して…

足を漬けられるところで遊んだり…水がつめたっ!!! 少し入ってると冷えてきた。


ちょっとのんびりして…他に観るところもないので、移動。




 千歳市内に入ると、これまた時間的にハンパな17時。
 コンビニにちょっと寄って「さてどうする?」と。日帰り温泉でもいいのだけども、相棒ちゃんが化粧をし直すのが面倒だという。それもそうか。


 ふと見上げると「道の駅 サーモンパーク」と書いてある。


 あーね、道の駅ねw。サーモンパークねw。
 失笑できる用意はある!w。


  道の駅に屋台があって、おばちゃんが鮭の切り身を焼いていて、試食したり、売ってたり、イクラのお土産ね …的なのを想像した。


 到着してみると、あーやっぱりね、屋台風のテントは17時なせいか、もう閉まってる。何も見るものもないのかなぁ…と中を覗くと、ちょっとしたフードコートとお土産か? あとはローソンしかない。


 ふーん まぁこんなもんだろうね。時間的にも。


 だいたいどこの道の駅でも似たようなものだ。
 よくて地域の名産を並べて…とか、結局はお土産販売所なのよね。


 ぐるっと見渡して…サーモンらしさはあんまり無い。


 が…外に、はじっこのほうに「水族館」なるものがあるのを見つけた。


 こ、これが サーモンパークなのかっ?



 サーモンパーク的な「もの」なのかっ!?(二度言う)


 時間は17時ちょい過ぎ。18時閉館だという。まぁちょっと入ってみましょうか。1人800円?そんなもんでしょね。


 中に入ると「年間パスポート用ガラガラくじ」なんてやっている。年間を通してくるところなのか?地元の人向けなのか?暇そうにしているおぢさん。まぁそうだろう。


「学習用経路」「水槽用経路」と書かれている。


学習用では魚にちなんだ漢字を学べるそうだ。
あーね。ありがちありがち。


あくまでもひまつぶしなので、一応学んでやろうかという感じで…ノッてやる。挑んでや
りますよ?。えーっとこの漢字は…なんだっけ?マグロ?アジ?…って具合にね。


漢字の展示の後は、漢字にまつわる魚の展示とか。
ほうほう、烏賊は違う漢字もあるのか。PCで変換もできない。知らなかったが、果たしてこの知識をどこに使うべきなのか?www。


 イカの展示はないので、アジの画像でも撮って「イカ調査!ここにもアオリちゃんはいませんでした!」的なネタにしてやろう…なんて思ってた。



 水槽用の経路に行くと…びっくり。
 すごく大きな水槽で悠遊と泳ぐ魚たち。


 ニジマス等はよくあるが、鮭やイトウが泳ぐ水槽は珍しいのではないだろうか。ぐわんぐわん泳いでいらっしゃる。すげーぞ?!ここ!。



他にも、ドクターフィッシュの体験コーナーや、チョウザメ達を実際に触れたり…
子供向けにはザリガニ釣りとな?


 オイオイwナメてたけども、ここはすごく立派な水族館だぞ?


 淡水メインなので魚自体はフナや鯉迄展示されていて、ちょっと地味は地味で身近な魚が展示されているのだけども、でも、カラフルなエイがいたり、なぜかウーパールーパーもいたりして、ちゃんと体感できて、楽しませることもできている!。


 しかも、千歳川の水中観察ゾーンは、実際の千歳川の中を観察できるのには驚いた。
 最近では既に鮭が遡上してきたそうだ。へーへー。
 今回はニジマス程度しか見えなかったが、それでも外にある天然の川に泳ぐニジマスである。
 これ、鮭の遡上シーズンだと圧巻だろうなぁと、想像しながら眺めていた。


 どうやら近くは市街地化していて、すぐそばまで住宅地が立ち並ぶ。子供たちに自然の大切さを訴えたい…学んでほしい…そんな施設のようだ。


 ごめんよ!ゆるキャラが出てきて「イクラをたくさん食べてね!」とか「ハラスは焼くと美味だよ?」とか言うのかと思ってて…www。


 ハードルが思いっきり低かったので、閉館迄の1時間を純粋にすごく楽しめてしまった。
 外に出て、実際に千歳川を眺めてみると、インディアン水車の隣のイケスに鮭が泳いでるのが見えた。

すぐそばには、当たり前のように民家がある。
 パッと見ると、最近できたキレイなお散歩公園にしか見えない。けど、こんな所にも北海道らしさ、自然を大切にしている姿勢が出ている。


 …やばい!うかつにも 大満足してしまった、サーモンパークであった。



 18時杉。
 そろそろレンタカー屋さんに返しに行きましょうか。


 レンタカー屋さんにつくと「空港内で事故がありまして、今バスが遅れてます。時間は大丈夫ですか?必ずお迎えに来ますので」と言われた。「必ず」という言い方がすごくひっかかる。結構待つのだろうか?。
「事故?もしや…空港で?」とスマホで調べると特にない。グーグルマップさんに尋ねると、交通事故かな。真っ赤になってるが、それが送迎渋滞なのかどうなのかがわからない。
 前に待っていたお客さんは、イチャついてたくせに、時間がやばいと焦っていたようだ。 ま、まさか事故って、ここんちのバスが…前がぐっちゃりになってて…なんてことはないだろうなぁ…と冗談で笑ってたが、なんてことなく、ちょっと待ったがフツーにお迎えにきた。


 19時前頃送迎してもらい…新千歳空港につく。


 送迎の一般の車が多過ぎて、事故でもあったのだろう。
 行きの際も、レンタカーが飛び出してきて、急ブレーキ!なんていうハプニングもあった。普段より混み混みなのだろう、マイクロバスの運転手さんも流石にキレてたのか、道のど真ん中に停め、我々を降ろす。


 売店はごった返してる。重要なお土産をさらっと買って、宅急便で。


 あとは中の居酒屋でごはんとビールを頂いて…一休み。

イクラにハマった相棒ちゃんは「いくら丼」。
私はおつまみを頼んだ。イカの沖付け。ちゃんと沖で漬けたものであろう、染みててやわらかい。


北海道といえば カニとホッケが有名ではあるが、カニは良いとしても、やっぱりホッケが食べたい。ので頼んでみたら

この大きさである
やっぱりおいしい。醤油をつけずに頂く。


 時計を見ると8時半前。そろそろ空いたかな?お土産でも見に行きましょうか…
 と行くと、あれ?お土産売店は20時半でおしまい?! あらあら…ということで、残りのお土産をささっと買って…「んー前はもっと遅くまでやってた気がするのにな」と思い…チェックインすると、あぁそうか、中の売店でもお土産を買えたんだったわ。


 喫煙場に行ったりトイレに行ったりしているうちに、飛行機に乗れる時間となり…


 飛行機内につくと、あれ?!席が…3人がけになってる? 予約した時2人掛けじゃなかったっけ? イメージと違ったが、まぁいいか。行きの飛行機とは違い、ちょっとシートが古めかしい感じもするが…まぁ気にしない。むしろ隣のおぢさんの方が気を使ってる様子だった。


 千歳付近の夜景がきれいだなぁと思いつつ、北海道にお別れを告げ…


 台風の影響か、飛行機は揺れながらも…ウトウトっとしたら、アッという間に関東上空へ。


 関東の夜景は…すごくキレイ。
 新千歳でさえキレイと思ったのに…その何十倍もキレイなのだ。



 …すまん画像なし。




 だが…眺めてると…ふと…だんだんと…なんだか醜く思えてきた。


 もちろん、夜景はキレイなのだ。それは間違いない。認める。
 のだけども…北海道の青い澄んだ海、支笏湖のキレイな湖には敵わない。そして…都心のすすきのでさえ感じる、澄んだ空気の風景、空気のおいしさ。それと比較すると…「キレイ」だなんて口にしていいのかどうなのか?。


 すすきので夜、散歩した時…
 子供のころ、夕涼みだといって家の外を散歩したことを思い出した。もう30年以上も前になるのか。 今日日、関東で「夜風が心地いい」なんて思った日は一度もない。
 それこそ、館山あたりまで行けば、真夏でも「夜は涼しくて寒い」なんて言葉が出るけども、関東のネットリまとわりつくような暑さ、どこかオイル臭い空気…北海道にはそれがなかった。


 飛行機から眺める夜景。夜なのに海の形、地形がクッキリわかる。


 「…こんなに明かりが必要なのだろうか?」


 宇宙から日本を眺めると、夜間には日本列島が光り輝いて見えるらしい。
 それは良いことなのかどうなのか…


 まぁもっともイマドキはLEDが多いし、省エネだのエコだの言う時代なので、消費電力的には少なくはなっているだろうが、それでも熱は発生する。私は原発がどうのとか、エコがどうのとか口にするのは嫌なタイプだが、それでも、ひどく電気の使い過ぎじゃないの?…なんて思ってしまう。


 明るければいつまでも起きている。
 明るくしていれば安心なのか?安全なのか?。
 もうね、みんな、さっさと家に帰り、電気を消して寝ちゃえばいいんだよ。深夜迄子供を連れて歩いている親。目の前に座ってる親子…そりゃ何かの都合だろうが、意味がわからない。子供は喜んで窓の外の写真を撮っている。もう23時だぜ?どこにお住まいかなんて知らないけども、おうちに帰ったら24時過ぎるだろ?夏休みだからいいのか?そうじゃないよなぁ…。


 わざわざ夜中に買い物しなくたって、出歩かなくても、今やもう便利な世の中ではないか。夜更かしは楽しいけども、でも、夜更かしして、いいことなんて全くないもんな。


 北海道はとてもよかった。でも、特別なことでもなんでも無いのかもしれない。
 関東でも…こんな時代があったのだろう。


 有り難がって、高いチケットを買って、大自然を観に行き、また便利の代償となった、くそ暑くて排気ガス臭い現実に戻っていく。
 もちろん、北海道の人は、雪というものを背負い、季節の半分は不自由な時間を強いられている。仕事の面、生活の面で便利な都心への憧れもあるのかもしれないが…。


 …結局、人の無い物ねだりか。


 私は自然愛好家でもなんでもないが、そんな私でさえ、何かこう 理不尽さを感じてしまった。私には子供がいないので「次の世代に」とか「子供たちに自然を」なんて言う気持ちはよくわからないし、なにかと温暖化のせいにする人達に「ふん!そんなこといいながらクーラー大好きなくせに!」なんて思ってしまう。
 そんな私でさえ…「ちょっとなぁ」と思うようになってきた。
 私が生きてきた四十数年の間でも、天候もおかしくなり、季節もワケわからなくなり、雨も滅茶苦茶降るようになった。


 どうしたもんかねぇ…
 なんもできないけどさ…


 今出来ること…を、やっておかないと、この先…10年、20年経ったらどうなるのだろう?。


 何もできないワタクシめが、大げさなことを言う気はないけども…
 でも、今回、北海道に行って、よくわかったような気がした。


 …自然の大切さ。
 …なんて考えてしまいましたよ。



 羽田で飛行機を降りた瞬間。一瞬、ムワッとする湿度。
  空調が効いていても、湿度が高い気がする。


 定刻通り到着したが、預けていた荷物がなかなか出てこない。
 しかも どこかムッとする空気に汗ばみ、疲れがでてくる。


 荷物が出てきて 受け取り…それだけでなんだかグッタリ。
「…タクシーで帰ろうか」と。
 平和島の駐車場の場所を伝え、タクシー乗って…駐車場へ。
 車に乗り換え…ガラガラの都心を走らせ…帰宅。


 2泊3日。まぁ朝は居たので実質丸一日強部屋を留守にし、ネコさんは寂しがってるかと一番気にしていたのだが、ちょうど新しいごはんを開封し、ごはんタイマーをセットして出かけたので、さぞご満悦だったようだ。「おといれくちゃいから掃除して!」と頼まれた程度で、あとは静かにのびのび快適に過ごしてたようだ^-^;;;



 過去の旅行で一番の「旅行らしい旅行」だった。
 やはり「飛行機」という思い切ったのがよかったと思う。
 いくら旅行でも、車で移動となると こうは行かない。渋滞だったり、長い運転でのストレスだったり…。現地で450km程走ったが、渋滞といっても少しだけで、気分はとっても良かったし、気持ちを切りかえることができた。
 また、飛行機は苦痛のイメージが強かったが、1000円増しでこれだけ快適に行けるとなれば、飛行機でまた行きたいと素直に思える。


 天候に恵まれ、観るもの、食、風…等 自然を満喫し。人のさりげない温かさ優しさも感じた。また、仕事としても、商売のあり方も考えさせられるものもあった。


 とってもいい北海道グルメツアーwでした。

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