シン・ロッドを改造してみる5 「ガイドの選定と取付 再び」
ガイドを全部とっぱらって…
もう一度整理。
参考にしたのは…コレ。
富士ガイドさんの例。
トップガイドは
富士工業 SiCリング チタン トップガイド KG T-KGST 4-0.7
とした。4なのがアレなのだが、チタンティップの先が0.7というだけで選んだ物。
1個1600円強って…高杉で泣ける。
だったら KGTTの3.5-0.8でもよかったと後悔の品物。
チタンティップの先を切ればよかったし、0.7も0.8も塗装をしてしまうと変わらん。
たぶんだけど、チタンティップの先っちょの0.7~0.8位のエリアは、切り飛ばしてもアタリを表現するのには関係ないんじゃないかと。つまりもうちょっと硬いエリアをメインにつかっていいのでは?と考えてたりそうでなかったり。
実は、前回の仮組みの際、25号のオモリをぶら下げただけで、先がベローーんと曲がったところで「やわらかすぎねぇ?」と思い、「じゃぁ…切る?」「せっかくガイドを買ったのに?」「まぁ0.8~9の所で切って、削れば…」「チタン削るのだるくね?」
…それでちょっと萎えたところもある。
なのでオモリ10号メインのワンオクならば、使い道があるかな?と考え。
で、後からかんがえれば このガイドセットを買ってしまうほうが断然安かった。
8000円程で買えたのだ。
しかし前回の際では、トップと合わせて10000円弱のガイドなんか、とてもじゃないけど買えなかった。
ガイドだけで、いちまんえん?!
「だったら、既製品を買うわい!」 と。
その方が断然世話ナシだもん。
ところが…
いざ釣りで苦戦していくと…それが高いのか安いのか…はたまたどうなのか? そうなのか? 考えが変わってくる。
まぁ以前は、とにかく「安い方」を選び…チープな竿を作ろうと試みていた。
じゃぁどうするか?!
そもそもガイドなんかチタンじゃなくたっていい
「安い竿だってあるじゃない」
で、これを買った。
- 材質:ステンレス、セ
(セ?なんだろう?)
- 3# - 内径1.5 10個
- 4# - 内径2.0 10個
- 5# - 内径2.5 10個
- 6# - 内径4.0 10個
これで1000円ならいいね!!
でもって根元の方は…
PKWSG 5.5 550円
P-LKWSG-6 790円 とした。
のだけども…リールとの段差で
あとでもう一つ追加したくなり…
品番わかんなくなったけども…
後に、P-LKWSG-6.5か7を購入したのだと思う。
前回は…よっぱらった勢いでガイドを取り付け、カーボンロービングで巻いて…
ほどけてきたので慌てて接着剤を塗って…なんてことをやってて…グダグダになってしまたのだけども、今回は…
これが基本。
一気につけていく方法。
どう違うのか。
まず
「心意気が違うw」
名言どおり(「再開」の項より)
「竿作りは真面目な人ほど、途中で辞めちゃう方が多いです。…もうね、テキトーで良いのです。」
適当に一気につけちゃえばいいそうなんです。
一気につけるのには…
そこそこいいグルーガン(ホットボンド)が必要。
ガンは不要です。ガイドをあぶればいいので。
ブログには「1秒でつく」と書いてあったけども私は2秒くらいかかるかな。
でも、接着力が違い、熱いウチにピンセットでつかんでロッドやティップの先にピタっとおいて2秒くらい我慢し、ほんの少しさめて熱いギリギリあたり、いやヤケド上等!という人ならそのままでもいいけど、熱いので少しさめてから指でおさえてやると、ガイドの溝にロッドの先がはまりいい具合。しかも接着力が強い。 並べて一気に取り付ける。
で、全部つけてみて、いろんな角度から眺め、取り外したり取り付けたり。
取り外しもねじってやるだけでとれるので、理論上は何回でもつけはずしができる…けど
接着力が強く、ロッドに塗った塗料まで剥がすくらいなので。まぁ剥がれた塗料だって後でもう一度塗ればいいじゃない。塗料がはがれたって釣りにはなんの影響もないですので。
で、酒でものみながら、いろんな角度で眺め、ダメならつけ直し。
その繰り返しで…案外精度がでるものです。
いいんです。
自分がまっすぐだと思ったら突き進めばw。
他人?他人に見せなきゃいいのですwww。
猪突猛進(謎)。
…でもまぁ冗談抜きで、そんなに気にすることなかったなーと。
うまい事揃ったら、瞬間接着剤をピッとつけて固定をしておきます。
「気楽にやればよかったんだなぁ」
「考えすぎだったなー」と思うことでしょう。
つづく。