プラ修復 再び
先日やった「重曹接着剤」の続き。
もうちょっとやってみる。
今回のお題はS字フック。
駐輪場の屋根に自転車を吊り下げているのだけど、S字フックが耐荷重以下なのに、100均のなので折れてしまい。何個か試したのだけど、ポキポキ折れる。
これが100均クオリティーなのだよ。
で、まぁS字フックなんて買い直せばいいのだろうけど、修復の練習にちょうどいいので。
ちなみにティクリトクッリとかいう動画のところで参考動画を観てたら、502という中華製?の接着剤の様子。結構安いのね…。
と言うわけで折れたS字フックをくっつけまぁす♪
ちょうど転がってたS字フック。長さを揃えました。
私は台所のガスレンジで、カッターを熱し、ヒートカッターのようにして先を切断。
その後先をグラインダーで削ります。
S字フックの中心に穴があったので、そこにビスをぶちこます。
これ、整形の都合であるのかと思ったのですがそうでなく、もう片方には穴がありませんでした。たぶんただ空気が残ったからできた穴なのかも。
ここでは、作業用の固定金具のイメージ。
ここで強度が欲しいわけでないのでなんでもよく…ビスをぶち込みます。
ねじ込んだら、皿部はカットして。
ガスで炙って熱して、もう反対側のフックに溶かしながらぶち込み、グリグリやりながら、中心になるよう調整。
こんな感じにして…
100均の油粘土に押し付けて型を作って…
患部にサラサラっと小さじで重曹をかけながら、接着剤を染み込ませる…という感じで数回。
結局こんもりと…
さっさと粘土を外してみますと
100均の油粘土では再現性が悪いみたいですな。
もうすこし硬いのでやるのか、それともFRPみたいに脱型剤みたいなのを塗るべきなのか?。
海外の動画で歯車を作る奴は、最初の型も重曹接着剤で作り、なにかスプレーしてたけど。
で、粘土をきれいにとって、背面も接着剤と重曹を軽く…ってこの時点でもう型もなにもないのだが…振りかけて固めて…
それをささっと削って
整形をすると…
表面もツルツルな樹脂となりました。
「こなんエポキシネンドで十分じゃん!!」
と思われるかもですが…私もそう思います。
エポキシネンドでもいいのでしょうが、型を使って流し込んだ樹脂が固まって…と言うのをやりたいのと、多分ですが、エポキシネンドより母材への食いつきが良い感じがするのと、扱いやすいかもしれません。
強度的には多分十二分だと思います。
やってみたかったので試してみました。
この技術…何かに利用できないかな?!
と思ってるのですが…。