気楽な釣り日記

いろんな趣味があるうちのつりの部分だけを特化させたブログ…のつもり

娘チャンの入院1

娘チャンの話。生後二か月。


「自転車にのってみた1」の日曜。


娘チャンがどうも風邪っぽい。


そもそもお嫁ちゃんも体調がすぐれない。


 「うつったか?」という話をしていて。


「日曜やってる小児科」を調べてみると…


 近くの某駅にクリニックがあるという。


そこに行ってみるということになり…クスリをもらって帰ってきた。


「吐いたり、熱がでたり、様態が変わったら大きな病院へ」と言われ。


 でも元気なんだよなぁ…


しかし…クスリを飲ませて数日経っても 変化なく。



そろそろクスリがなくなるという金曜に同じ小児科へ。


全く同じで「吐いたり…すぐに大きな病院へ」というそうだ。


 …まぁそうでしょうねぇ。でも大きな病院って言われてもねぇ…と話をしてて。




金曜の夕刻。


お嫁ちゃんが歯医者の予約があるので、私がその間面倒をみることに。
たまにはいいでしょと会社を定時にあがって…その帰り道。


「娘チャン、すごく戻しちゃって…大きな病院へ連れて行こうかと」


という。とりあえず自宅の目の前。一度帰るからと…帰った。


 様態を聞くと、ミルクを全部戻したという。




「んーじゃぁどうしようかね 大きな病院っていったって…」



ということで、小児がある思い当たる節…だと 近くの某大学病院。



「…ぢけい かー」お嫁ちゃんがいう。


お嫁ちゃんは短期間だったけど元看護師 しかも小児。


元の病院は遠くだけども、この某大学病院にも実習でいってたし、同級生が今だいるという。




電話する…



が、でない。


病院の代表の番号で、であるw。



何回も時間をおいても…



コールの後「ただいま電話が混みあってます」とのアナウンスで…
途中で切られる。


いくら17時半だからといっても…^-^;;;



 


 もう一度書くが、それでも代表の番号である。



 660床ある大病院である。


 が、半ば予想をしていたので腹も立たないw。



何度か電話をしてるが、らちが明かない。


「携帯だから番号に出ないのか?」と…


 家の電話でかけてみると電話に出た。



 …ほらね。


 受付であろう女性に話をする。


 「救急外来に電話を廻す」という。


  救急外来のコール…なかなかでない。


 
  うんうんお忙しいでしょうよ。


 で、ぶちッと切られるw。



 もう一度かけ直すと
 「じゃぁ、そんなにすぐに電話をかけられても、でないんじゃないんですか?」と 受付の女性の方が言う始末。


 …終わってる…ホントにここ終わってるわ。



 内情はとにかくスタッフ不足だというが…そうゆうもんじゃなく


 最低限、スタッフはいても…「荒んでる」そうだ。
 


 こんなとこ、こんなツマンナイ事にも構ってられないので、ネットで「小児科」をやってる大きいと思われる病院に電話をする。


 ここは最近引っ越して大きな病院になったもんね。


 事務の男性が電話に出て、事情を話す。
 「クリニックから大きな病院にと漠然と言われて困ってる」と伝えると、看護師さんに変わってもらった。


 看護師さん曰く、たぶん入院施設のある大きな病院をという意味かもしれない、ウチでも良いけども小児は外来だけで入院施設がない。今日の夜間の小児の担当は〇〇病院なので、そこに電話をしたほうがいい…とのこと。


 ありがとう、そうゆう情報が欲しかった。
 お礼を言って電話を切った。



 その間、お嫁ちゃんは元のクリニックに電話をしてみていた。


 ら、「みてあげるのと、紹介状を書いた方がスムーズなので、一度きて」と言われる。



 そういえばそうだった。


 クリニック、まだ診察してたんだっけ。


 先走り過ぎてたわ。



 …さぁいきますか…


 初めてこのクリニックに行った私。


 …しかし。



 まず…
 ココもちょっとどうかと思うのだけども…


 立地条件。



 いわゆる…新路線、新駅。
 キレイに整備されている最新鋭の町。


 なのだけども


 駐車場に車を停め…そこから、連絡通路で行った先のビルが「某チェーン洋品店」。その売り場の通路を通り過ぎて…エレベータで降り…ビルの外に出る。


 そこから広場を歩く。


 タワマンの脇を通って…


 「…こんなに歩くの?」


 私が今歩きたくないのではない。



 便利な街づくりは結構、オシャレさん。


 だけど…


 オトナには便利でオシャレさんでいいかもだけど、子供にはどうなの?。


 タワマンのビル風、雨の日はどうするのだろう。


 そんな中の広場の中にクリニックがある。


 もちろん他にもうちょっと近い駐車場があるかもしれないが…


 歩行者と車との分離の街づくり…は理想。
 ケンチクシーの試験で習ったぜ。
 街づくりの考え方をさ…




でも…これ、度が過ぎると赤ちゃんや子供にはツライはず。


 実際このタワマンの人達は良いだろうけども…
 それでも…うーん。


 結局オトナ目線なのよね…


 障がいを持つ方とかに段差がないとか…そんなのアタリマエの話だけども…
 そうじゃなく、動線とか考えないのだろうか?
 クリニックの配置等も事前に計画をしていただろうし…


 見栄えばかりの…かえって不便な街…そんな感じがした。


 当のクリニックは…最近流行りというか…
 アメリカナイズされているというか…


 いやいや…それもいいのだろうけども…
 私には「ペットショップ付属獣医」にしか見えなかった。
 私は昭和のオヂサンで… やっぱりどこかキリッとした雰囲気は欲しい。


 フランクな雰囲気が子供を安心させるとでも思うのだろうか…


 まぁいい…「へんなのっ」と思いながら…


 紹介状を書いてもらうと…はいえ…


 やっぱり今夜担当の〇〇病院と。
 20時にはドクターが来ると確認、連絡はしてくれたらしいが…


 「なら、ここに一度来る意味って…一体?」と思ってしまった。


 普通の転院ならわかるけど…



 紹介状もって、救急外来って…疑問w。

 …オトナならば初診料の自費負担が大きいけど…
 …子供だもの…300円だし…


 結局クリニックまで来た道を戻り駐車場へ。


 …なんか歩き損。
 時間の無駄…まぁ20時まで時間があるからいいけども…



 〇〇病院。
 会社の近くで私も良く行くトコ。


 最近来てなかったな…結局ココなのだろうか。


 19時チョイ前。受付で説明をし、待つ。


 クリニックが電話をしてくれていたようなので…
 それは話がスムーズで有り難かったが…


 
 続々と「子供がぁ」と 診察待ちが増えてくる。結構来るんだなぁ。


 「お電話頂きましたか?」「いいえ」


 そうだよな、ネットで「その日の救急担当の病院」がわかるんだっけ。


 そんなことを思っているウチに4~5組に増えた。


 私は娘チャンを抱っこし、あやしてウロウロと歩く…


 歩くとスヤスヤと眠る。


 ウロウロと歩いているウチに…


 そのうちに、救急外来の診察室前の通路に通された。


 そうか、夜間はコッチだかんね。


 20時、ドクターが来たのだろう。


 その瞬間に救急車が横付けされた。
  あらあら大変ダ。外をみるとタンカで運ばれてる。


  10分程すると診察が終わったのか、お歳を召した女性がアチコチに電話をしている。事故らしい。が、ココは病院ダヨ。自分が被害者だから、ケガしたからとワーワー騒いでらっさる…お気持ちはわからないでもないが…


  またもや救急車。やはり事故らしい。
  夕刻は事故が多いのね。またもやお父さん…大きな声でワーワー 携帯でワーワーと。ここは病院だってばw。


 今日は小児科の担当。子供達よりも年寄が煩いって一体…



  診察室に呼ばれ…


  若手熱血ドクター風。
 「バリバリやんぞ!」という感じが勇ましい。


  「戻した」「何度くらい?」「大きなのは1度」「1度程度で?」「勢いよくだったので…」「んーー」


  紹介状は全く意味がなさない風だった。
  逆に言うと「なんでこんな程度も診れないで廻してくんの?」風だった。


  診察をしてもらい


 「百日咳の疑い…かなぁ…まだ二か月だよね?」と。


  予防接種は生後三か月~。


 「とりあえずネブライザやって!」と。


 一度診察は終わったが、声をかけてきて…


 「お父さんおかぁさん、もうこのクリニックは行かないで良いので、明日日中ココに来てください。もう百日咳の薬、飲ませちゃいましょう!」


  救急外来は1日分の投薬しか出せないので、明日もう一度昼間のドクターが診察し…
  と、検査してくれて、結果は週末挟んで来週だろう とのこと。


 他の患者さんは 誤飲とか…水疱瘡とか?。
 熱血ドクターは「水疱瘡?!なんで?これだけ流行ってるのに予防接種しないの?!」と言っちゃう感じだった。


 イマドキは病院もサービス業化してるけど…
 ドクターとして患者の為に考えている。
 それでいいと思う。
 私はこうゆう方が好きだ。



 一度帰って…翌日土曜日。
 お嫁チャンが日中に診察に行くと…
 「検査結果は…週末で待ってられないので、紹介状を書くので、今すぐに隣の市の大きな病院にいきなさい!すぐ!」
 と言われ。


 会計も待たずにそのまますっ飛んでいった 大きな大きな病院。
 この辺で小児科で大きな病院といったら、ココ。
 お嫁ちゃんは就職の際 小児科で第二志望だったところ。


 後で知るのだが…院内にコンビニ・レストラン・ド〇ール完備。
 それ位の最新鋭の大型規模。



 はい即入院。


 同じ検査をして…検査結果待ちだけども、ほぼほぼ …だろうと。
 逆に言ったら百日咳じゃなかったら、もっと問題という。


 一般病棟へ。2人部屋。
 小児なので全て要付き添いとのこと。


 入院1泊。


 咳が出て呼吸困難になってしまうので…監視と酸素と…とのことだったが…
 血中の酸素濃度がやっぱり下がり気味。
 最初は酸素を鼻の下の管から出していたが、そのうちそれでも酸欠しそうになるので、PICUにある酸素の機械を使いたい為に、移動をした。
 PICUの個室…付き添いは不要だという。



 「おかぁさんもお疲れでしょうから、ここは任せてもらって、割り切って休んでください」と。


 日曜、月曜と、PICUの個室ではなくPICU内の大部屋に。
 患者さん2~3人に対し、看護師さん1人つく。
 我々は付き添いではなく「面会」。


 「手持無沙汰」とお嫁ちゃんがいう。
 娘チャンが居ないと落ち着かないそうだ。
 内情が良くわかるだけに、安心なのは安心だそうだが…



 しかし…お嫁ちゃん。
 つい少し前まで、物怖じするような小娘だったのに…
 嫁となり、母となり…ずいぶん変わったものだなぁと。



 火曜となり…
 「PICUの個室が空いたので、よかったらおかぁさん付き添いませんか?」と電話で言われたそうな。
 通常、付き添いなんて大変と思うのだが、意気揚々に「行ってくる!」とお嫁ちゃん。


 母性…なのか。


 それとも、既に「元看護師」とバレてるからなのかw。
 コチラから伝えはしないが、話の理解度、専門用語等でもすぐに理解してしまうのでおかしいと思ったそうで何度か「もしかして医療関係者ですか?」と尋ねられたそうだ。
 「…は、はい、免許だけですが」というと「すご~い!」って言われたそう。
 「すごいって言われても…アナタと一緒じゃんかw」と思ったそうだがw。



 検査結果が出て「百日咳」で確定。


 ドクターと話をして…
 両親も百日咳の薬飲んでくれと言われた」と。


 娘チャンのドクターは「うちでもクスリを出せるけど、でも1人5000円で2人分だと大変で…だったらクリニックで事情を話して」との事。


 今や病院のランクによって、初診料とは別に自費で負担金が発生するそう。
 クリニックは今まで通りだが、大学病院クラスは5000円+診察代の負担金代。
 〇〇病院でも2700円と書いてあったなぁ。



 会社の前のクリニックに電話をして確認をすると…「ワカンナイので」と断られ。
 まぁ専門外だしね。


 しかたないので〇〇病院に行ってみる事にした。


 受付で話すと「うち…じゃぁ…」みたいな対応。
 「ココで紹介状を書いて、紹介状を書いた先のドクターに言われたのに?」と強く押すと「じゃ、じゃぁぁ…内科で」と。


 内科で待ってると問診票を持ってこられて体温を測れとな。
 形だけか…と思いつつ、37.6度ってオイwオレどうしたwww。


 内科のドクターが「薬、ワカンナイので…小児科へ」と言ったそうな。
 
 オヂサンなのに小児科に回されw。


 たまたま日中に来た際の紹介状を書いてくれたドクターで… 話が通じて。


 それでも2700円×2人分+診察代。
 まぁ致し方ないけど…ね。


 外の調剤薬局で2人分クスリをもらって…


 お嫁ちゃんは病院へと戻っていった。




 その後、様態は良くなりつつあり…


 まだせき込むと窒息する節があるけども…
 ドクターの言う通り、それでも顔色が良くなってきて、また、咳も軽くなってきたように思える。


 病院と言う所は大抵1週間単位なので…
 早くて計2週間程度で退院…となるのだろうか?
 それともこの手の大きい病院、しかも公立なので早めに出してしまうのか。


 それは今後の経過をみないとワカラナイけども…
 まぁ元気になってミルクもごくごく飲むようになったので…
 一安心。


 私は、面会時間終了間際にちょろっと顔を見に行って…
 少し抱っこして、帰って仕事に戻るという毎日


 我が家の長女、ネコちゃんがかわいそうでもあるのだけども…
 まぁ少し我慢してもらいましょう…
 …というか「みんな帰ってこないけど どうしたの?」と尋ねてきて、甘えたがるけど少しおとなしい。




 私はというと…
 久々の独り身…
 浮気のひとつ…なんて事も言いたいものであるがw。 
…そんなことは全くなく。


 試験勉強をすべき直前なのだけども…
 逆に仕事が滅茶苦茶忙しく。


 毎晩、病院まで片道30分の道のりを通い…面会して会社に戻って夜23時頃まで仕事。家に帰って多少の食事と洗濯とネコの世話…


 流石に試験勉強は無理だなぁ…と。
 それでもまぁ、ダメ元でいって様子だけ掴んでくる予定ですけどね。

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