カワハギ沼4
最近は鉛も高騰してずいぶんと高価な具材化となっておりますね。
それこそ昔の釣り具屋は、コーラの木箱に号数毎に分別され、釣具の陳列の下の方に土埃にかぶって売られていたものですが…
カワハギ釣りはおしゃれな錘が数々売られていて。
釣られてるのは人の方だよ…
実際にソレで釣れるのかどうかわからない「オカルト商品」が高いのは、どうもいただけません。
いくら大人の嗜みだからと一個1000円弱もするオモリでオシャレさんなんて…ねぇ。
前回、周囲の人がつけてたのでマネて導入した、秘蔵の30号の羽根?プレート?ブレード?つき錘を、船べりのロッドをさす穴に落としてしまい、道具がなくって拾えなくなってしまって悔しさというのもあるけど( ;∀;)
なので…自分で色を塗ってデコっちゃおぉ~❤️というのが今回。
先行者のネタをみると…
ぶっちゃけオモリに色なんて、塗料の材質はなんでもいいようだ。
はがれない?いえいえ、はがれたらまた塗ればヨロシ。
魚相手だもん そこには成功も失敗もない世界。
ネットで調べて…
リーズナブルなとこをいろいろ買い込んでみた。
そりゃプラモデルや車の塗料なんかを使えば本格的でしょうけど、そんなの使ったら本末転倒でありまして、もっと気楽にテーブルの上で遊べるような感じてやるのです。
塗料各種
1、UVジェル各種
UVジェルで、紫外線ライトにあてると硬化するクリアの樹脂のやつ。これが結構便利。手芸用で100均で売られている。ホムセンでも少し前には「歯医者さんで使ってる…」とか宣伝して売られてたけど、最近見ない。
2、ネイル用UVジェル
クリアや色付き、ラメ入り等各種ある。
ただ、売れ線等の問題か、原色系は100均で見つけられなかった。ピンクとか淡い色、かわいい色などがある。1の商品とは別だけど…素人目にはパッケージ以外に違いはわからない。お嫁ちゃん曰く、もしかしたら手芸用の方がいくらか対候性(黄色くなりにくい?)があるのではないか?と…。
3、いわゆるマニキュア
エナメル塗料で、硬化時間が短めの自然乾燥の塗料。色っぽいおねいさんがフーフーなやつ。
下地用の白、赤、黄色という原色系は見つかったけど、売れないのか探すのに苦労する。
これでオレンジとか蛍光色とかあるといいのだけども…たぶんだけど、外国人さん御用達のお店にはあるんじゃないかと思う。
たとえば、アパレル販売の人に言わせると、中華の人は原色系やどぎつい色を好むのだというし。
まぁそれはいいとしても、100均で手に入るエナメル速乾性の塗料。
4、水性塗料
世の中の塗料はみなコレに意向しつつある。
水性だからって乾けば結構な強度がある。かの高級外車のびーえむは外装の塗料はもはや水性だそうだ。ただ、速乾性の安い塗料は少ないが、匂いが少なく、筆を洗うのは水でいいのは家の中では便利。
今回、ベースカラーとして百均で白色を探したのだけども、100均で手に入ったのは なぜか珍しいプライマーとトップコートだけだった。
100均も最近は塗料やスプレー塗料をおかなくなった店が多い。売れないのか管理の問題なのか…?
で、白が手に入らなかったので、ホムセンでみていたら、蛍光塗装のベースコートの水性白があった。先々ロッドメイクで使いそうなのでそれで。400円くらい。ちなみに水性蛍光灯塗料もホムセンにはある。450円くらい。
5、ラッカースプレー(クリア)
最後に表面保護のために、ラッカーでクリア化。ただしラッカーだとどうしても塗膜が薄くなってしまうし、薄く塗らないと下塗りをしたのを攻撃してしまう。
下地を十分に乾かせて、薄ーくぬる。所詮100均でクリアスプレーなので、文句は言わない条件wで買ってきた。
6、蓄光パウダー
蓄光塗料は高いがパウダーなら100均で売っている。グリーンみたいなおなじみなやつと、少量ではあるが青みたいなのが100均で売っていた。ネイルコーナーか手芸コーナーにある。青は手芸コーナーだったが、数店舗回ってるが、一回しかなかった。
これをクリアのジェルや塗料に混ぜて塗る。
7、パウダーついでに、ラメラメも。
ネイル用のラメやパール等は、蓄光同様に混ぜて結構使える。これは買わずにもお嫁ちゃんのをもらう。
もちろん100均で売ってる。
その他 シール類等
釣り具用のラメラメ や 蓄光シールも100均。さらにフィルムはちょびっと厚手だが、デコレーション用の大判のラメラメシールも、うちわのデコ用として売っている。
デコ用…なぜかウチワのデコ用として店頭にはあった。
オンラインではこの色しかなかったが、店頭にはシルバーやホログラム赤のぴかぴかもあるので買ってきた。ルアー用のとの違いは、こっちのほうが気持ち厚めじゃないかと思うのだけども、だからなんだってわけでもなく。
よく市販のおもりである「目玉」みたいなのは、ラインストーンそのものなの。付属のシールでははがれてしまうけども、エポキシの接着剤で固定すればヨロシ。
これはセリアで…
良く調べてみると、リアルな魚の目のシールを貼ったオモリもあるみたい。
リアルな魚の目のシールも実際に売られているけど1シート1000円ほどして高いので、ここは魚に対してウケ狙いで、ぬいぐるみ用の動くキョロキョロ目玉シールを貼ってやるw。
…うん、これだけそろえるくらいならば、色を塗ったオモリを買った方が手っ取り早いけどwww
でもまぁ 作る楽しみってのがありますからねぇ。
釣り具屋で散財よりも、100均で散財の方が…まだ…お財布には…優しいw。
で、まず作ってみたのが、蓄光パウダーでの光るオモリ。
とりあえずライバル会社(えw)の商品を研究…
手持ちの
こんなのをだしてきて…写真でははねてしまってるけど、右のはもともとホログラムのシールが貼られている高いやつ。
最初は…
既製品をさらに光らせてやろうと思い…
UVのレジンを塗って、筆で粉をぺたぺた…
何度も繰り返して… 最後に粉なしのレジンを塗って固めて完成。
実際に光らせると、市販品よりムラがあるものの、そんなのかまわんかまわん!市販品よりびみょーに強い光!!
更に…
素材から…w
中性洗剤で洗って…脱脂し…
ベースコートを塗って…
青のパウダーを混ぜて使うと、なんだか怪しい青く光る石のように…
でもって、それを見つつ、お嫁ちゃんは蓄光の上から透けるピンク色を。
何度か塗った上からラインストーンやラメをつけてデコして、更にクリアスプレーを吹いて完成。
この頃になって、100均で赤のマニキュアを見つけたので、それを塗料替わりに…
真ん中のは市販のやつに赤シール、目はキョロちゃんを…w
シールも買い足したり…
このころになると黄色のマニキュアを発見。
謎な感じに…あれ?左手のはみたことあるような…
プライバシー保護のために目線処理をしています。
あとは本気をだせば、おもりに穴をあけてラトルを入れることも可能だろうけども…
私は魚にラトル効果はたぶんないと思ってる方なのでどっちでもいいですが。
ぬめぬめぴかぴかに…
市販品との違いは…見た目のムラとかでしょうか
色ムラというよりも、所詮オモリ用なので、下地が悪いんですよね。市販品は下地をちゃんと処理されているからヌルッとした表面になっているのでしょう。釣り針ではなくオモリです。魚相手にそこまで求める必要はありません。
誰しも一度はルアーを作ろうとしたことはあるでしょう。
私も…えぇ、子供の頃、高かったですしねー
木やバルサを削ったもんです。
所詮オモリ…
あれじゃなきゃダメ…これじゃなきゃダメ…というものでもありません。
本気を出し、お金を出せば…もっといい塗料なんてたくさんあります。
この気楽さがまた楽しいのです。