気楽な釣り日記

いろんな趣味があるうちのつりの部分だけを特化させたブログ…のつもり

佐渡紀行

…いやぁ佐渡は良い所でした。
ということで、お暇がありましたらどうぞ。



今回、スケジュール的に…フェリーの出航時刻と航行時間がネックで。


自宅から新潟迄4時間半。
フェリーは2時間半+手続きなど。


…等を逆から考えていくと…


 2日目の出航時間は12時40分かその次は16時過ぎ。
 16時だと自宅着が24時頃になってしまうのは、ちょっと辛いか。
 となると12時40分が自然。
 …って考えると2日目はちょろっとで、1日目に満喫するしかなく…


 ということで、1日目は朝6時出航のを予約。
 ということは5時にはついていたいので、休憩時間を考えると24時発?!


 でも…仕事が終わって、車が修理から上がってきて取りに行き…家に帰って落ち着いたら19時半。


 船舶の免許が届いていた!
 「わーい!一応もってっちゃお」なんてお財布に入れて…


 用意を始めて…
 徹夜で運転するより、さっさと出て眠くなったら仮眠した方がいいなと


21時ちょうどに出発!


 狙い通り関越はだんだんすいてきて…快適。


 20年も前、レースで1tの平ボディのトラックに無理やり車を乗せて通ってた事を考えると…非常に快適。直前でれぼーぐが修理から上がってきてよかった。1か月乗っていた代車はイマドキのインプだったのだけども、どうも名前からすると別物で非力でファミリーカー的な。クリープが非常に強く、足回りがフワフワで乗りにくかった。
 もちろんれぶぉーぐと比べると、のレベルだったのだけども、インプが「どうかな」と思っていたのはシートの具合。
 れぼぉーぐ(STI)のシートは、どうゆうわけか合皮のシートのくせにツルツルと滑らず、また細部が電動で調整できる、腰痛もちには優しい痛くなりにくい形状(だと思う)。これが気に入って購入を決めたのだが、インプのシートはちょっと座り疲れる。これがあるのとないのとは大違いだったと思う。


 関越道、伊香保より向こうは久々。懐かしく思い、当時の事を思い出すが、歳をとったせいか、車の流れにあわせてノンビリとクルーズコントロールをきかせていく方が非常にラクで良いなぁなんて考える。


 もう時効なのでw書くが、関越はずっとゆるい登り道。当時何度かR32GT-Rでスピードを出して行くのはとても早く到着し、快適ではあったが、でも振動と音でも疲れてしまうものだった。
 そのことから考えると「スピードを出して休み休みいくよりも、疲れないでゆっくり気分よく走れる方が…」と、ウサギとカメの話。実際に運送のトラックの運転手さんはほぼ休みなく走ってしまうものね。
 もちろんれぼーぐにも不満はある。タイヤ&ホイールが、純正でも無駄に大きいせいか、ステアリングの反応はイマイチだが、まぁこれは外見とのバランスもあるので致し方ないところか。また馬力のあるれぼーぐ(2.0L)の方が楽しいかもしれないなとは考えるが、でもイマドキはスピードを出す所も本当に限られるし、元気よく走ってる車も今回は殆どなかったので使い手次第。更にウチのでもスロットル開度のトリックでトルク感があるように錯覚してしまうので、乗り手としては十分で…そうゆう時代なのかもしれませんね。


 それにしてもずいぶんと明るくなりましたね、関越道。快適快適になりましたね。


2時半頃 新潟につき…
24時間営業という釣り具屋さんに寄ってみることにした。
調べるとこっちの方は24時間やってるお店が多いようで…すばらすぃ。
時間的にお客さんはゼロだったのだが、海関係の品ぞろえは多い。
エギ類もサイズも豊富で充実していて、ロッドも展示販売。
とってもいいお店だなぁ…

 

…ちょっと寄ってみるものだねぇ…ついついエギを数個買ってしまいましたw



3時頃、フェリー乗り場に到着。


ジェットフォイルってやつですな。ちょっとちいさい。


実際に我々がのるのはこれらしい。でかくてよくわからん! 


乗用車では3番手か。
おじさんがやってきて、チケットがあるかどうかの確認と、並ぶ場所を教えてくれる。
「4時からチケットの引き換えができますので」というので少し仮眠。


4時になりいそいそと行ってみると、ネット予約だとバーコードで自動発券できるハズなのに…窓口で、と?! 直前に車のナンバーを変更したからか?!まぁいいけど…と複数人並んでいる人の窓口に並ぶ。既にキャンセル待ちの人がいるようだ。予約しといてよかった。


私の順番が来て尋ねると…理由は割引券を渡さなきゃだから、だったらしい。
フェリーの予約の際に 宿は楽〇トラベルで申し込んだという番号を入力したものだから、ここで各観光施設の割引券と、今回のチケットの割引分の「2000円分の金券」もくれるそうだ。へー!。この金券はリストのあるお店か、ホテルでオプションの支払い使えるとのこと。


喫煙場でアイコスをすっていると、他の人が話しているのを聞く。
どうやら同じくアオリを狙っているそうだが、もう個体が大きくなってきたので「シンコの数釣り」とならなくなるそうだ。…あらあら…こりゃ時期を逃してしまったか?。まぁしかたない…ひとんちの子とゴーヤは育つのが早いって言いますからねぇ…


5時20分から乗船開始とのこと。
やっぱり早く出てきてよかった。


乗り込む際の船内の様子。 



定刻通り6時出発。

船はうっすら揺れる程度か。船酔いはしなさそうだ。


特に理由はなかったのだけども、予約した1等椅子席。
相棒ちゃんがいるので大部屋で雑魚寝も…ちょっとね。

適度に席が離れてて、フルリクライニングして、仮眠には最適。
この仮眠がこの旅で大きく左右するとは思ってもみなかった。
行きも帰りもこの仮眠である程度のリセットされるようで、疲れが全く違うのだった。
これは大正解だったと思う。


ちょっと小腹が…だったので…

船の売店でみていたら…こんなのを買ってみた。
これも正解。カツを挟んであるおにぎり…イマドキの「にぎらず」っぽいのだが…
ゴハンもおいしく、カツのタレも、衣が若干さっくりするところもおいしい。とても美味しく頂いて満足だった。



2時間半仮眠。
揺れも殆ど感じない程度で…ウトウトしている間に…



佐渡に上陸っ!

「さて釣るぞぉ!!!」と思っても事前情報無し。
 ネットで調べたのだけども「どこでもいいんじゃん?」という具合の様子。
 漁港はたくさんあるようで、どこでもいいっぽい?!



 …ホントかなぁ。


 千葉の市販の本なんて、嘘ばっかり書いてあるもんなぁ…


とりあえず両津港を出て…時計回りに海沿いに行ってみる。
 


…あちこちの漁港を覗いてみると…
「どこでもいいんじゃん?」というやつ、確かに理由がわかった。


千葉あたりならば「釣り禁止」やらなんやら、仰々しい看板が軒並み…釣りができるところが少ないのだが、そんな規制が一切ない。そして各漁港はとても大きくてキレイで静か。土曜なのに?と思うくらい人がいない。車が停め放題なのだ(もちろんご迷惑をおかけしない場所にとめるが)。


 小さな漁港に入り、地元の人に会釈をすると、ニコッと笑って会釈を返してくれる。
 雰囲気がまるで違う。


 最初は「海が濁ってるね」なんて思ってたら…大間違いで、赤茶色の海藻の色だった 
 ごみは殆どなく…あっても韓国文字が書かれた漂流してきたものなのだろうか?そんなのが少しある程度。


 海の匂いそのものが違う!「海臭さ」がないのだ。
 我々の思う「海の香り」というのは一体…。


 「キレイな海がみたい」といっていた相棒ちゃんは大満足。



 そして適当な漁港を覗くと…人がおらず。
「ダメなのかなぁ?」と思って行ってみると、墨跡が多い。




 も、もしや…これ、パラダイスじゃね?



 ちょっと投げると…藻が多い!いいねいいね!


「こりゃイカちゃんが居そうだ!」と投げるが…




 …アタリがない。




 「ベイトはたくさんいるのにね」「よさげな場所なのにね」


 と、おもいつつどんどん移動!
 粘る理由が全くない。次から次へと良さそうなところがある。
 スゲー!サド! こんな贅沢にポイントを移動、なんていいのだろうか?!


 時間の関係で潮の関係もなにもなく、とにかくひたすらランガン。


赤白マルの両津港から時計回りにランガンしていく。
ホテルはオレンジのとこ。ランガン出来るだけ幸せである。

 海沿いをひたすら覗いては投げ…の繰り返しをしていくが…どこでもある程度の墨跡はあるのだけども…うーんアタリすら手がかりすらない。
 そろそろおなかが空いたのだが、佐渡に入り一軒もコンビニを見かけない。飲食店くらいあるだろうと思っても…ない。走っているのは軽トラばかり…。
あとはネコのケンカwで、ネコも思いっきりケンカをしていてビックリするくらいで…w。そりゃ引かれないよなぁ、車通りが殆どないものw。



で、お昼ご飯をいただきたい。
 「15時チェックイン」なので、そろそろホテル近くに向かうことにした…のだが、ちょうど上の図の矢印の先あたりで山道に入ると…ナビもグーグルさんも全くあてにならないことに気が付く。


 「がけ崩れにより通行止め」というのが何か所かあり「どこいきゃ行けるんだよ」とウロウロしてしまった。


 13時過ぎ頃ホテルの場所を確認。
 唯一ホテルの近くで「セーブ〇ン」を見つけた。佐渡に来て初だった。
 「コンビニもここ一軒だけ?!」と思わず突っ込んで。
 ホテルが数軒あるのに観光客相手の飲食店もなさそうだ。
 それもそうか、観光客は夕飯はホテルで食べちゃうし。


 付近のスタンドで給油。「ごはん屋さんない?」と尋ねると…「1軒、近くにお魚やさんがやってるお店がある」というので、そこで。
 

 海鮮丼とお刺身定食。
 普段、タテヤマ界隈で割と舌が肥えてるのかもしれない我々としても、更に美味しく感じる。


 ホテル周辺は観光客相手のお店は皆無で…
 ホテル自体も経営が厳しいのだろうか、閉店しているところも見かける。
 釣りをしなければ有名どころといえば、トキ、金山…他にもあるのだろうが、一般的にはその程度だもんなぁ。
 でも「釣り」としてはとても気持ちがいい。
 土日なのに、まるで平日にウロウロしているようだ。ポイントも次から次へとあるわけで、どこにいっても墨跡がある!…が、釣れない…どうしたものだろうかw。


 14時半頃ホテルに到着すると、チェックインの15時まで時間があるのでホテル前の堤防を覗きにいく。
 が、漁港らしいが漁船の作業をしているおぢさんがいる。
 しかも堤防は鉄格子で鍵がかかっており、上はあがれず、下は…鉄扉があいている。
 関東ならオヂサンに何か言われるかな…的な雰囲気で、入らなかった。


 今回のホテルは「目の前の堤防で釣りをして、おかずをもう一品!」なんていうコースにしておいた。釣り具を貸してくれるというのだが…ホテルの人が堤防まで連れてきてくれるのだろうか?。


 チェックインして…和室。
 灰皿がおいてあるが、部屋はヤニ臭くもない。フロントに確認すると喫煙OKだという。あらあら…イマドキは煩いところが多いのに…。もちろん館内は分煙だけど。


 早速釣りにいこう!ということになるが…風が強いんだよね…もろ北風



 フロントに行って尋ねてみると…
 堤防の上側は危険防止のために立ち入り禁止となっていて、下で、と言われて。
 「適当なところに車を停めていい」とか「堤防内入っても問題なし」という話。なーんも注意もなく「いってらっしゃい」的な?
 …へー。漁協と提携しているのかな? と思いつつ…竿リール、サビキセットバケツを借りて堤防へ。


とってもいい感じの堤防に見えるが…
結構高く、階段で登れるのだが、鉄格子があって鍵がかかってる。
たまに人が見えるが、どうやら鉄格子の横から入ってるようだ。
残念ながら風が右手から左手へ吹いており、堤防の上に立つ気にもなれないw。


ホテルの真ん前w。
釣り好きな人とか窓から見てるんだろうなぁw。
ちなみに下の旅館は廃業してるっぽい。


風が強くても…モロで寒いけど…
結構大きな魚が見えるね、と、サビキをつけて、目の前に、ぽい!。

偏光グラスでは、魚がかごを突いているのが見える。


もちょっと小さなサビキの仕掛けならば吸い込みもいいのだろうけどな…
と思いつつ…


お!キタキタ!

ほう!あの魚はアジだったのか!おいしいやつじゃん!


こんなのも! コイツちゃんはグイグイ引いて面白かった。

ホテルの目の前、しかも堤防の足元でこんなの短時間で釣れたら嬉しいねぇ。


ノンビリやって、これだけ釣れば晩御飯には十分!
エギも投げてみたけども…風が強くて…ねぇ。


メバリングの人が声をかけてきたけども、地元ではなくホテルに泊まってるからだという。釣りで来ている人も多いんだなぁ…聞かなかったけども、釣果はあんまりだった様子。他にも1人でチェックイン待ちをしている人がいたので、たぶん釣り客じゃないかな。



「さて暗くなってきたしかえろー!」と。


 テクテク歩いていると、漁師さんが「釣れた?」って声をかけてきた。
 「アジが少し」というと「そうかぁ良かったね、今日はどうゆうわけか釣りの人はみんなダメで帰っていくんだよ」と。


 そうなんだ。でも、これだけ釣れたら十分よ。
 声をかけてくれてどうもありがとう。


ホテルの温泉もサイコーで。
海が丸見えの露天風呂。ゆっくりしてからの ごはん!


特に何も指定をしなかったけども…

これでもか!くらいな勢いで…


更に茶わん蒸しとか、あとからいろいろと…数品。


更に、釣ったアジ君たちも…

こうなって登場!


「たべきれないぞぉこりゃ」


これはとっても幸せな時間…
海産物は全て美味しく…
お酒もすすむ。
食べきるのに精いっぱいで…大満足


オプションで稼ごうとする宿とは大違い。
酔っ払ってたのでさっさと寝てしまいました。




2日目。

朝からどうしようか悩むが…まだおなかは消化しきれてない。
朝ごはんを頂いてもいいけども…7時チェックアウト可のようなので、さっさと移動をしてしまうことに。
 とにかく時間がないのだw。佐渡初のコンビニに寄って、軽く朝ごはんを買って移動!


朝もやっぱり風が強く…時化ている様子。
「だったら風裏に」と、反時計廻りに湾の方でポイントを探すと…二見あたりが風が静かで…堤防に入ってみると、引き上げていく人が、皆アオリちゃんをいれたビニール袋を片手に…


 「こりゃいいかも」と堤防に入る。
  各所選ばず墨跡がすごい。



  期待が高まるが…



 が…時間が遅かったのか…アタリすらなく…



  粘るものの…



 「やっぱりいい時間に入らないと、なんだなぁ」と痛感。


 風向きがかわり、寒くなってきたので、移動。



 両津港の近くで探そうと、島の中央部を通って移動すると…


 「なんだ、コンビニとか、家電屋とか、スーパーもたくさんあるじゃない」


 相棒ちゃんは「携帯とかどうしてるんだろうって疑問に思ってたw」とのこと。ちゃんとド●モショップもありましたw。


 どうやら島の中心部は栄えているようで、我々は半日、ひたすら田舎道を走ってたようだった。佐渡の皆様、田舎なんていってごめんなさい!w


 でも、この両極端なところがとてもいい!
 すごく気に入りました。


 
 両津港に行って場所を確認して、少し時間があるので移動。


 でもやっぱり風が強く…今更風裏を探すのもなぁと、追い風になる小さな漁港で入ってみる…とやっぱりここもしっかり墨跡がある。
 海を覗くと…小さなアオリちゃんが捕食をしているのが見えた。


 「やっぱりいるんだなぁ」


 それにしても寒い…北風が冷たい…
 ということで撤収としました。


 釣れなかったけど…でも、大満足。
 だって海産物も贅沢に頂いて、それでアオリちゃんを頂いて帰って…なんてバチがあたるw。そりゃね、釣れたら嬉しいけど…でも、ホテルでの釣りでアジは釣れたし遊べたし、十分よ。



 別に釣れても釣れなくても幸せな気分となれる。

 完全にストレスフリーな釣り。こんな釣りなんて子供の時以来…か?。
 場所も、どこでも気が向いたらそこで出来る。
 殆ど人がおらず、漁港の端っこに車を停めても気にならない。
 漁港の人も声をかけてくる位で…地元でもないのに、故郷に帰ってきた気分。



  いいね…佐渡。
  また来たい。
  今度は2泊がいいかなぁ…もう少し時間が欲しいよ。


 失敗したな。もう1泊すればよかった。
 移動の時間ばかり気になってさ。ゆっくりしたかった。
 そりゃ最初は「1泊であきるでしょ」と思ったけど…こんなにいい所ならまた行きたい。



 フェリー乗り場に車をつけ…ごはんとお土産物屋さん目当て。


 いろいろと尋ねてると、やっぱりなんというか人柄がいいんだよね。
 お土産物屋さんも商売商売してなくて、なんていうんだろ、ギスギスしてない。


 「あぁ…やっぱりいい所来たんだなぁ…」と。
  人も温かいんだよね。


  フェリー乗り場の食堂でご飯を頂く。
 さすがにもうお刺身とかは良いので^-^;変わったところでと「ぶりかつ丼」にしてみた。これがまたちゃんと味付けがしてあり、また、タレもかかっていておいしい。
 

 …佐渡は何を選んでもおいしいものだらけでした。




 帰りのフェリーは…
 船の前からハッチが開くところが見えて…かっちょよかった。


 佐渡は本当にいいところだった。
 有名な観光名所のトキだの金山だのだけじゃなく、随所に遺跡や自然の見どころがたくさんある。別に有名じゃなくても、見どころはたくさんあった。キレイな海。山…空気。今回は釣り目的だったので観光はしなかったけども、でも海岸線をドライブだけでも大満足。フェリーで「バイクや自転車のツーリングの人も多いんだな」と思ったけど、皆そうなんだろうなぁ…。


 人柄がいい。


 あとから考えてみると…佐渡汽船の敷地内あたりからガラリとかわる。
 受付のおぢさんが丁寧で親切に教えてくれる。相手を想った話し方をするというのだろうか、事務的ではなかった。船の中のアナウンスも一般的には事務的なのだが、言葉の端に優しさを感じるし、ホテルでもキチンとしている…のは仕事柄アタリマエなのかもしれないけども、部屋まで案内をしてくれるとは今日日珍しく、昔のコントのワンシーンみたいw。


 コンビニでも、ごはん屋さんでもそうだった。皆、皆、相手を思いやる気持ちがあるのだろう。


 私は今までの印象とはまるっきり違い、おおらかな温かい、そんな印象でした。
 
 結局釣りは…釣り人自身がダイナシにしている…なんて思ってしまう。
 今回、堤防で投げてみては、引っかかってくる「藻」の量に感動しつつも、反面「藻刈りもよくないわなぁ」と罪悪感を感じ、エギを沈めることもなく、中層で浮かしてしゃくってた。それじゃ釣れないのかもしれないけども…でも、あのハマダマダでは最初の頃は藻だらけだったけども、だんだんと減ったもんなぁと思うと、藻の大切さを感じてしまう。
 堤防も、人が来てゴミが増えて「くんな!」となるわけで…漁師さんが話しかけてくるなんてことは一切ないけども、佐渡はニコニコして声をかけてくれた。
 漁師さん達もキレイ好きなのだろう、おきっぱなしとかやりっぱなしの網なんか少ないものだから、どこの漁港もキレイに片付けられている。


 過去には「立ち入り禁止にすべき」とトラブルがあったようだけども…今のままおおらかな感じでお願いしたいな…キレイな漁港を観光客が汚す…かもしれないけども、でも汚せないよ。寒すぎておしっこはしちゃったけどw。


 旅行自体もそう。
 旅先でのその人との感じ方ひとつで、ぜーんぜん違うもので…
 今回「感じ悪いナー」と思った人は一人もいない。
 ガソリンスタンドで油を売ってたw若者も、キンパだったけど素朴な感じだし、聞けばキチンと答えてくれる。むしろごはん屋さんで隣の席だった、観光のウカレタ家族の奥さんが、旦那さんが注意するくらい「…ちょっと」とか思う位でw、あとはぜーんぜん。
 旅行も、名所よりも「人」なのよねぇ…なんて思ってしまいました。


 ちょっと考えさせられる良い旅行でしたよ。


さて帰りは…
  新潟港について…15時杉。
  混雑している新潟を通り、高速に乗って…
 
 「帰りにタコ焼き食べたくない?」「いいね」と言っていたものの…
  あれ?!PAもSAも、タコ焼き置いてない? え?!
  最近はこじゃれたものは置いてあっても、たこ焼きは置いてないのね。


  しかたないのでタコ焼きは諦め…
 
 ひたすら移動。
 途中事故渋滞はあったものの…時間的に流れ出した後のようで…
 20時過ぎには自宅に到着致しました。


 移動時間7時間半だけども…
 やっぱりフェリーの仮眠で、疲れもリセットされるらしく、体も大丈夫!。

 「佐渡も遠いイメージがあるけども、結構身近に行けるもんだなぁ」と思いました。


 今回は旅行だったけど…日帰り温泉もある。
 宿を取らずに車中泊でもいいのかもしれない。
 でも、別にプロじゃないのだから、そんなにガッツリ釣りをしなくとも、温泉入って、ちょっと良い物食べて…のーんびり、なんていうのでもいいし、もっともっと安い民宿あたりを利用してもいいかも。まぁそれはともかく、のーんびり釣りをするのにはおススメな佐渡でした。今度は暖かい時にいきたいな…



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