シン・ロッドを改造してみる 伍-9「再生と記憶喪失と」
前回、ある程度できた時点で…ガイドが足りなくなってきた。
買い足すのも…買いに行くのもめんどくせーナ~と思ってて…
「どうせ使えないなら」と、初期制作の「ダメ3本」を解体することに。
気になる検証
「ガイド足を接着剤固定は…」
某ショップのテキストに「瞬間接着剤は使ってはダメ」とされていて。
たぶん「後に微調整ができなくなる」という理由かと。
私もそうしてましたが…最近はむしろ瞬間接着剤を使用してます。
ガイドはゴム管で角度調整した上ですので「決め打ち」。
竹串で、ほんのちょびっと。点で置く感じ。
別に楊枝でも縫い針でもいいと思います。
あとはスレッドの巻き終わりの端を固定してます。スレッドの巻き終えて締めた部分は、通しで固定してもスレッドの種類によっては短く切ると抜けてしまいます。ここにほんのちょびっとつけるだけで固定されますので便利です。
でも。
人間は欲張りなものです。
最初はほんのちょびっと仮置き程度で使用をしていましたが、だんだんとガッチリ固定をするようになってきて。
「ここまで固定したのでガイドが取れないのでは?」と思ってました。
ところが…
今回、使えなかった穂先を崩してみると…
スレッドをカッターで削り、ペリッと剥がすと、そんなに力を入れずにもガイドがパキッと取れる。固定した時から比べると良い意味で接着力が落ちている感じ。多少ねじれば楽に取れます。
もともとガイド自体もステンレスでピカピカですので、相性も良くないのでしょう。でも付けた当時は頑張ってますので、スレッドを巻いた後のエポキシ樹脂とかシンナーとかで接着成分が浸食されたのかどうなのか…?
まぁ結果なのですが、これはこれで具合がいいことが判明…でした。
また…やはりエポキシ樹脂を塗る際、初回に入れるのはシンナー10%添加で、スレッドの下迄よく染みて接着効果がしっかりしてるというのも判明。
しめしめ…なんて思いながらガイドを外し…
そのままマットをゴミ箱にもっていって、パラララー。
…
…
( ゚д゚)ハッ!
ああああ… ( ;∀;)
ガイドもそのまま捨ててしまった…
結構ゴミが入ってたゴミ箱だったので、表層しか復旧不可能…
数個のガイドも殉職してしまいましたとさ…
がっかり。
まぁ気を取り直して…
チタン棒の話。
「前回よりも削ってやる!!!」と頑張ってみた。
どうせなら極限までいきたい。
先っちょの方は、0.3の数値は見えてきた。
でも、先だけでもダメ。真ん中より先のあたりも…
頑張ってた…
ら。
あんまりにも時間がかかるので…
欲張って研磨しようと
グラインダーを出してきて削っている最中…
何か変な感触。
してはいけない感じ…
すごくへんな感触で…



ぐにゃり。
キャーーーーーー

どうしてこうなった?
研磨時の摩擦の熱…だとは思うけど…
吉見製作所さんの際とには詳しく書いてあるけども…
だからといって、実質何度以上あげたらこうなるとかがわからず。
実際大して熱(摩擦)をかけてないハズ。
もしこの研磨方法がダメなら
先に細いトコ、さきっぽがいっちゃうはずなんだけどな…
いずれにしても、めんどくさくなったので、
今回のチタン研磨はここまで!
…として、曲がったところを「ぱっつん!」と切って。
なんだかチタンがあんまり人気がないのがわかってきたような ^-^;。
ちろちろ削ってたって相当時間がかかるし…
チタンっていっても結局金属だから重いし…
だったらグラスの方が軽くて削れてラクだもんね。

どうしてこうなった?!でもありますが…
上が 200円素材での初回ロッド製品。
スレッド糸は、釣り用のではなく、一般の刺繍糸の「にしきいと」。
ワンポイント用に買ってるのですけど、メタリック当たりのスレッド糸よりも巻きやすい。
綺麗だし安い(?)のがうれしいところ。20mなので量からすれば高いかも…だけども、素人だもんそんなに長く使わんし。問題は耐候性がどうなのか、なのですが、そこまでの品物を作れるわけでもなしキニシナイ。

- LECIEN cosmo にしきいと ラメ 刺しゅう糸 20m巻 col.28 桜 No.77
LECIEN (ルシアン)
おもちゃ

今回使ったのは110の桜桃だけども、麦酒(ビール)とかいう色があるのが楽しいシリーズ。
釣り竿用のスレッドってなんか地味というか…原色といえば原色だけども…で、結局黒とかになっちゃうのだけども、どうせ作るなら派手に、とか、楽しい方が良いと思うのだけどもなぁ…
画像「下」が、初回制作で失敗したチタンティップ穂先を解体し、削ったもの。
削ったものの…記憶喪失になり、その部分を切ったので短くなったものもの。
カーボンチューブ(全長50mm/飲み込み部40mmをイメージ)を差し込み…を、延長の意味と、あまり飲み込み部ばかりを強すぎない意味で(しならない的な)、あえて浅く(15mm程)接着剤を入れて差し込む。
チューブの残りの35mmは空洞となってしまうので…
カーボンチューブといってもカーボン繊維を織ったものを丸めたものではなく、グラス棒のカーボン版のような感じなので潰せば割れる。ソレを恐れて補強の意味で、チタンを差し込んだ穴の反対側から、グラスソリッドの細く削ったものの余りと接着剤を挿入してパイプ自体を補強。この場合の接着剤は2液タイプの接着剤を使用。接着剤が奥まで達しにくいので、グラス棒自体もぴったりなものではなく、少し緩いものを選び、接着剤を入れてて奥まで差し込み…の繰り返し…気の持ちようで充填…

- セメダイン 金属用高強度 接着剤 メタルロックP25Gセット AY-123
セメダイン(Cemedine)
BISS
これは…
チタン棒とカーボンチューブをコレで接着させたけども、初回のを解体してみると、良い感じで食いついて接着されていたので、ちょっと安心。
穂先総巻は…中古で買った柄のスレッド。

画像の左手のやつ。
巻いてある時にはこんな柄なのに、樹脂を入れたら、青の部分が濃くなり、なんだか和柄というか、古臭い地味な感じになってしまった。
まぁこっちもバカみたいなスレッドで仕上げましょうか。
続く
