シン・ロッドを改造してみる2-14「実釣してきた」
というわけで、実釣してきました。
初号機に比べティップのところを短くしたので、長さ的にはちょうど良くなって、感度がビンビン。海底が柔らかいか硬いかが位も手を取るようによくわかり、楽しいロッドになりました。
先っぽ~上段を巻いたおかげで、アタリがある際にも、スッと引いて跳ねずに止まります。
高いロッドとか使ったことなんかないので比較もできませんけど、方向性は間違ってなかった…かな?と。
アタリを拾い損ねたのは多々ありましたが、知らずに「食い逃げ」された回数は割と少なかったかも知れません。
カワハギ、いいサイズ2枚とも「いいアタリしたな」と思った時に合わせ、載せられましたし、20号のオモリは背負えるようなので「やわらかい穂先・穂先のそこそこの長さ・そこそこの硬さ」カワハギ竿としてもいい線行ってるかもしれません。
サバフグがダブルで来た時は楽しい引きでした。
が、「全体的にパワー不足」。
穂先~継ぎ目迄、約半分はスレッドを巻いたのですが、半分より下のリールシート側、強いて言うならエンドキャップあたりまでパワー不足で、巻き上げる際にエンド付近を肘に充てていたら、なんだか「しなっている感じ」がしていました。
たぶん上段側はスレッドを巻くことで、ある程度粘りが出てるのですが、スレッドを巻いていない下半身が不安定でしたね。食わせでコレですから、スレで釣るカットウの場合どうだろうかと…たぶん負けちゃいますね。
トリガー風のグリップは…
正直あってもなくても…という感じかも。
ただ、投げる際には安心・安定感がありますのでそれは良かったかな。
リールのトラブル(疑惑)で初号機に持ち替えましたが、初号機は普通のリールシートでも違和感がなかったので、別段重いトリガー式でなくてもよかったの…かなぁ?と。
そもそも軽いリールを選んでる訳ですから、疲労感は無いのでよくわからないところでもあります。
早速、下半分もスレッドを巻いて…次回用にと。
全巻、総巻したわけではないのでわかりませんが、総巻?風のカワハギ安竿よりもギシギシ感もなく、巻くのも悪くないなー、いい感じ…と思えました。
27cmのカワハギを引き抜いたわけですし、それ以上はタモを使えば良いのだし、これはショウサイフグ、カワハギ用とすれば、これはこれで有りなのかなと思いますが、でぶったアカメやトラのカットウには完全にパワー不足。下段にスレッドを巻いて次回はどうかなー?と楽しみなところです。
肆号機の前にもうちょっといじっていきます。
続く。
